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あかちゃんはなぜⅡ級か?

はいはいについて、以前こう書いた。

>主な原因は、他にありそうな気がする。しかし、全く無関係とも思えない。
複合的な要因の中の一つがはいはいの問題ではないだろうか?
個体発生は系統発生をたどるわけだから、立つ前段階で四足獣の段階をきちんと踏む必要があるのではないか。

そこで、歯っと気が付いた。
僕は、2000年に吉田勧持先生の講演を聞く機会があり、それ以来少しずつ構造医学(重力を基準に置いた、物理学に基づく医学)を学んできた。
構造医学では、四足獣と2足歩行する人間の構造の違いを特に平衡の問題として解析してきている。
また、原人からホモサイエンスに至る、姿勢の直立化の過程を人の一生の姿勢の推移と重ね合わせて比較している。
四足獣状態のあかちゃんが立ち上がり、幼児期をへて、学童期、青年期と成長するにつれて、スケレタル(骨格性。実際はあごの位置)がⅡ級から、次第にⅠ級になっていく。これはやはり、平衡の要請の問題として捉えるべきではないか?
人の直立平衡に一番大事なのは、前後的な慣性モーメントのコントロールだ。
足が二本あるので、左右的にはかなり安定性があるが、前後的には足裏の長径の中で前後的な振れの中で平衡を取らなければならない。
そのことは、あごろべえ先生の著書「カラー図説 直立機構と発病のメカニズム」に図で詳説してある。
この前後的慣性モーメントの振れをコントロールしているのが、下顎のヤジロベエブランコであることが書いてある。

あかちゃんから青年期までの成長過程で何が一番変化するかといえば、それは背丈だ。

あかちゃんや幼児のスケレタルがⅡ級なのは、背が低いからじゃないか?

あかちゃんや子供の頭と体の比率は、大人とは相当に違う。
とにかく、あかちゃんや幼児は頭が体と比較して重たすぎる。
トットットと歩いて前のめりに転ぶことが多い。
さらに、大人と違って赤ちゃんは後ろに転ぶときにはペタッと安定よくおしりをつくから、後ろに転ぶことはさほど危険ではない。それに、体が柔らかくて重心を体幹でコントロールしやすい。
そもそも、下顎が少し前にあるのは前に進むための振り子の推進力のためだ。
もともと四つん這いから立ち上がったばかりの、すぐ前に手を突くぐらいの重心バランスのあかちゃんには大きな振り子の推進力は必要無いのかもしれない。
だから、重量バランスが前に偏らないように下顎が後退しているのではないか。

成長と共にだんだん背が伸びて、頭の占める比率が下がってそれより下の体の長さが増してくるが、それに比例して下顎が前方成長してくる。
ちょうど、小学校高学年から中学生にかけて急速に背が伸びるときに、下顎も大きく前方成長する。
青年期となり大人の顔と体になる。

背が低くて頭の比率が大きい慣性モーメントは、長さが短いので小さい下顎で制御できるのではないか?
背が高くなれば、慣性モーメントの振れも大きくなるから、それを制御するやじろべえブランコである下顎も同じように長さが必要になるのだろう。
3~4階建てぐらいの低層建築と、高層ビルの揺れの関係。
台湾の高層ビルの上階にある下顎とよく似た制震装置の解説をあごろべえ先生から聞いたことがあったな~

これは、あごろべえ先生のヤジロベエブランコと姿勢の関係説から自然に導かれた結論だけれど、さあどうなんだろう?まだ、あごべえ先生に聞いてみていない。
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子供のかみ合わせ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/04/04 00:00
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