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 諸行無常

咬合真土と咬合辺地懈慢。

歯医者も患者も、誰もが極楽の真ん中を目指す。端っこで我慢したくない。
でも、なぜ真土が無いのかを順に調べていきたい。

まずは、最初に分かった諸行無常。

これは義歯の話だということを忘れないで。
下顎骨は、歯が欠損すれば廃用性萎縮によって吸収し続けて止まらない。
状況によって多少変化するが、年平均0,5mm高さが減ると云われている。
どんなに完璧な咬合真土を与えたとしても、1年後には陰りが出てくる。
食べるには何の不自由もないほど慣れて快適だ。
でも、少し肩がこるようになってきたみたい。そんなに気にならないけど。
これが、崩壊の始まり。

あかちゃんの成長も諸行無常だけれど、20歳を超えればそのベクトルは崩壊に向かっている。
個人にとっては、諸行無常とはエントロピーの増大の法則。
そうだとすれば、咬合真土を与えたとしても、それは一瞬のもので、朝の紅顔夕べの白骨の運命を逃れられない。
医療とは無常に逆らうことだから、義歯においては維持管理こそが一番重要なのではないか。

また、それは義歯に限らない。哺乳・離乳。乳歯列・咬合の完成。交替期。永久歯列・咬合の完成。虫歯。歯周病。欠損。常に変化していく。無常。
歯科は現在のような疾患のたびに来院するのではなくて、一生を通して歯列咬合と身体の平衡バランスを管理していくようにならなければいけない。

それこそが、咬合の極楽真土といえるのではないか。
釈尊も悟りとは、永続的な努力だといっている。つまり、心の維持管理。
歯科とは咬合と平衡の維持管理であるといえる。

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入れ歯とのくらし | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/05/27 00:00
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