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夕焼け院長の試行錯誤

ただ普通に作って合っている入れ歯を入れると、姿勢が良くなり肩や首のこりが取れる。頭痛や、腰痛その他の症状も改善する。
でも、外した瞬間に全ては失われてしまう。

この極めて単純で分かりやすい事実に気がつき、はっきりと確信が持てるまでに5年ほど掛った。

僕は、2000年から大阪大学の当時は教授の丸山剛郎先生に咬合療法を教わりだした。
丸山先生は健康顎位というものを発見された。
あごをその位置に持っていくと、その瞬間に肩と首のこりが取れるるし、多くの症状が改善する。
MPAという装置でその位置を何カ月か保っておくと、良い位置にあごが定まってくる。
その位置で、冠を入れ直したり、入れ歯を作り直すとある程度持続的に多くの不定愁訴が改善するという治療だ。

僕の町は、とても高齢化していて総入れ歯の患者さんが多い。
何人かそのようにMPAを入れて総入れ歯を作り直してみた。確かに多くの愁訴が取れて良いようだ。
しかし、とても時間がかかる。その間はあまり合っていない古い総入れ歯に更に装置を入れるという不便に耐えなければいけない。いっそその位置を組み込んだ咬み合わせを取って総入れ歯を作ってみたらどうだろうと考えた。
2002年ごろから、ひどい愁訴を持つ患者さんを何人かそのように作ってみた。
かみ合わせはそのままの位置で、ひねりだけ入れてみた。
症状が取れて上手くいくではないか!きれいに凝りが取れる。
義歯を入れた翌日咬合紙で調べてみると、高くした1点しか咬んでない。
でも、不思議と痛みが出ない。患者さんはにっこり。
しかし、上手くいくはいくのだが、2~3日で魔法は解けて、1か月ぐらい入れ歯が当たって痛くてたまらない。
当たり方も変わっていて、高くした頂上だけが痛くて、かみ合わせが合わないときのような内側が当たることはない。
それをわずかずつ調整しながらなだめすかしていると、ピッタリ合ってきて症状がほとんど取れるのだ。
そのことを丸山先生に言うと、笑われてしまった。
やはりこの方法は無理で、その痛い間に患者さんが怒りだす。バカだね~僕は。

そのようにして、入れ歯の患者さんを総入れ歯と言わず触診して診査していると、ただ新しい入れ歯を普通に作っただけで部分入れ歯も総入れ歯もほとんどの患者さんが肩と首のこりが取れるということに気がついた。
古い入れ歯に入れ替えると途端にまたこる。外した瞬間にこる。
合わなくなった入れ歯をリベース(内面の裏打ち)するとこりが取れる。

な~んだ。ただ普通に作ればいいじゃないか!
ここまでで、3年掛った。

しかし、ほんとにこれでいいのか?
100点じゃないのじゃないか?60点ぐらいじゃないか?
お経によれば、極楽浄土も真ん中と端の方があるらしい。極楽の端っこじゃないのか?
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入れ歯とのくらし | コメント(2) | トラックバック(0) | 2012/05/19 00:00
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