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我々は、どこを間違ったのか?

なぜ、経済が発展すると歯が悪くなるのか?

そんなこと、当たり前じゃない!
あまいものがふんだんにあるから虫歯になるのよ!
それに、軟らかい加工食品ばかり食べるからでしょ。

僕も、数年前までそう思っていた。
むし歯に関してはそうだ。
でも、歯列・咬合に関しては違っていたみたい。少なくとも最大の原因ではないみたい。
それは、この前言ったように、知識人、教育熱心な親ほど失敗していることで判る。

育児書のせいだという。
これを教えてくれたのは 鹿児島大学名誉教授 伊藤学而先生だ。

昔、「スポック博士の育児書」とかいうのがベストセラーになった。
バイブルのようにロングセラーになった。
そのような育児書で育った世代から極端に叢生や二級のような歯列不正・不正咬合が増えてきたという。
小児科医が書いた育児書に大きな落とし穴があったらしい。

確かに爆発的な歯列不正・不正咬合の増加とぴったり符合している。
僕達のような団塊の世代周辺まではあまり歯列不正は無かった。むし歯は多かったが。
つまり、生活習慣病である歯科疾患は2段階になって波状に押し寄せてきたわけなのだ。

第一波は、虫歯の洪水。豊かになり、子供におかしをふんだんに買ってあげられるようになった。それがむし歯の爆発的増加となり、その対策が浸透するまでに相当な時間が掛った。
実は、それから20年ほどずれて歯列不正・不正咬合の洪水という第二派が来た。徐々に水かさを増して今やピークに達しようとしている。しかし、むし歯と違ってはっきり疾患と認識されていないので、対策は遅れに遅れている。まだ、ほとんど手が付けられていない状態だ。

歯列不正・不正咬合は構造的生活習慣病であり、顎口腔機能失調症という病態を引き起こす。
そのことが一般に認識されていないから対策が後手に回っているのだが、いわゆる生活習慣病(生化学的生活習慣病)や不定愁訴の低年齢化とか、精神疾患の増加など徐々に影響は広がりつつあるようだ。

その歯列不正・不正咬合の激増が、育児書原性・保健指導原性のものだったらしいということはとても皮肉なことだ。
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子供のかみ合わせ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/04/25 00:00
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