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シン・ゴジラを見てきたぞ

今ごろ何なんだけど、シン・ゴジラを見てきた。
前に書いたことあると思うんだけど、僕は、ゴジラと怪談が大好きなんです。
シン・ゴジラは、やけに評判が良くて気になっていたんだけど、田舎過ぎて映画館が無いので、もう5年以上映画館で映画を見たことが無い。
それに、きっとがっかりするんじゃないか?と、いまいち足が向かなかった。
昨日、東京で少し時間があったので見てきた。3か月以上経っても、シネコンの片隅だけれどまだやっているのはすごいように思う。

やっぱり、がっかりした。あんなの、ゴジラじゃない!
まず、開始で😞
なんか、やけに目がパッチリでかわいい顔の怪獣が出てきたと思ったら、赤ちゃんゴジラだった。
個体発生は系統発生を繰り返すから、確かに赤ちゃんゴジラはハイハイして、それから立ち上がるんだろうけど、まず、あれ見ちゃったら以降のゴジラの凄みは限りなく薄まってしまった。

ゴジラの魅力は、街の破壊や、こちらの武器や、戦闘シーンじゃ無くて、あの、不吉な凄み なんだよね~
ベーリング海という、どこに在るか分からないような、極寒の謎めいた暗い海からやって来て、最初に現れるときは嵐の夜の海で、暴風雨の中の船のサーチライトにチラッとだけ現れる。
海から上陸する時も、暗い夜の海の真ん中が不気味に薄明るくて、そこが俄かに泡立ってぬーっと上半身が出てくる。
夜に、高圧線を引き倒して火花を散らしながらながら、薄明りの中をゆっくり歩いていく。
すぐ近くじゃなくて、かなり距離があるんだけれど、逃げようとしてもさっぱり足が言うことを聞かなくて、どんどん距離が縮まってくる。

こういう、迫りくる恐怖の様式美がゴジラだった。
あの、シネマスコープの画面一杯に両目だけが写ったシーンがあって、その目の凶暴な凄みには、思わずゾクッとする。
プーチンの目のような、酷薄だけれど抵抗出来ない魅力とでもいうか?それに、凶暴性が加わった究極の凄み!
ちょっと違うけど、忠臣蔵で、婿の勘平に武士の面目を立ててやりたいと娘のおかるを売った爺さんの大切な金を、小屋からぬっと手を出して取りあげて、そのまま即物的に殺して死体を崖から蹴落とし、懐手の中で数えて「50両」と言う斧定九郎の無慈悲な、そんな不吉で凶暴な凄みこそがゴジラだと思うんだけどね~

そういう、グッとくるシーンが皆無だった。
ストーリーなんて、どうでもいいのよ。まあ、それも陳腐だったけど・・・
顔がダメだった。特に、上を向いて放射能を吐いているときの口がカッパみたいで最悪。
最後の、弁慶みたいな ゴジラの立ち往生 が、まあまあだったぐらいのもんだね~
あれも出来れば、あんな白昼に冷凍された感じじゃなくて、漆黒の闇の中で雲の隙間から不意に差してくる月明りに浮かび上がる感じにしてほしかったな~
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あれやこれや | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/11/14 18:13
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