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ゆで卵説

さほど知識があるわけでもないのに、医学にケチばかり付けている。
僕ばかりじゃなくて、現代はほとんどの人がそうじゃないだろうか?
生意気な患者の時代だ。

それは、西洋医学が感染症を撲滅してしまったから、どんな感染症でもほぼすぐ治るのが当たり前になり、感激が無くなった。
今は簡単に治る感染症は、昔は一番の死に至る病だったわけだが、それが取り除かれたのに病院はあらゆるサービス業の中で一番混んでいる。
医療費が抑制されているので、繁盛していても赤字になるとか奇妙なことになっているが、病気は無くならない。
そして、その残った病気が、さっぱりよくならないとか、一進一退で薬でコントロールしているとか、手術をしたが後遺症や再発に苦しむとか、気分に問題があるというようなものだ。

中医学の「上医は未病を治す」という言葉を聞いて、ずっと、ほとんど症状も無い時に適切に手を打って病気になる前に予防するということだと思っていたが、中国風の誇大表現だと気が付いた。
昔にそんなレベルの医療があるはずが無く、昔の人は我慢強かったから、いまみんな苦しんでいるような病気は未病のうちだったのではないか?
糖尿病のような遺伝と生活習慣が絡む病気が主に残ったように見える。
電車の車内広告の症状群は、まさに自分自身が原因で起きている症状なのでスカッと治らないわけだ。

その自分自身が問題で起きている病因に、「自分の重さ」という要因を発見したのが構造医学だった。
重さのアンバランスがそのような愁訴を発現させ、それがエネルギーとして蓄積することによって徐々に組織の変性が起きてきて病理学的に確定する疾患になる。
あごろべえ先生は、それをゆで卵に例えている。
エネルギーの蓄積によって病理的な問題が発生して、しかも、不可逆的なようだ。
遺伝や生活習慣や環境ばかりではなく、もっと大きな病因として「自分の重さ」のアンバランスがあるのではないか?ということだ。
それが基底にあって、いろいろな要因を増幅したりもする。

西洋医学のエビデンスは、病理学、生理学、生化学、薬理学、画像診断などだから、ゆで卵にならなければエビデンスが無いわけで、どんなに早期発見してももはや未病ではない。
肝硬変を想像してみると、完全なゆで卵になったら死んでいるだろう。半熟でも相当の重症だと思う。温泉卵状態にやや近いのか?
卵と違って新陳代謝があるから、回復する余地があるわけだ。
そう考えると、外科以外でははかばかしく治らないし、原因がそのまま残っているので再発したりするわけだ。
この、一般的には知られていない自分の重さのアンバランスという隠れた病因を取り除かなければ、「未病を治す」ことは出来ない。
出来るのは患部の修理で、内科・外科・歯科全ての科がそれに当たる。
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エビデンス | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/04/16 00:00
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