同好会の楽しさ
ブログを書きだして5年目の誕生日となった。
65歳という区切りの歳とあって同窓会が続いた。
中高の同窓会は5年ぶりだったが、同級生がずいぶん歳を取ったのに驚いた。
5年前は、高校の同窓とは話が弾んだが中学の同窓とは何かかみ合わない感じがあった。
僕らの世代は中卒や定時制高校卒も多かったから、学歴の違いによる話題のずれを感じたものだ。
それは、摩擦を避けるために世間のイメージに合わせようとする傾向があるので、何十年も経つとホントにそのようなイメージどおりの人間が出来てしまうのだろう。
ところが、今回は高校の同窓会,大学の同窓会とも、本当におじいちゃんになった感じで覇気が乏しく、高校の仲間など久しぶりに会ったというのに11時になったらみんな寝てしまうありさまだ。
最後に中学の同窓会があったが、こちらは2時過ぎまで以前のようにワイワイやっていた。
あれ?これは何だろう?
定年というものが、いかに人を変えるものかがよく分かった。
前回の60歳の同窓会というのは定年前か直後だろうから、サラリーマン生活の地位がピークの時か直後で、みんな元気があった。参加者も多かった。
高校の同窓会は、主に公務員だった人が多かったようだ。今回は、孫の話と病気や健康法の話と再雇用先の話。すっかり枯れた感じで、朝早く目が覚めるからと、すぐ寝てしまった。
大学の同窓会も似たような感じで、全く覇気がない。それも、納得できる。
歯科大学を出たわけだからみんな歯医者で開業医だから定年はないが、歯医者が余っていると言われている昨今,もう開業何十年も経った古い建物のおじいちゃん先生のところにはあまり患者は来ない。
たぶん、ちょうど中高の同級生が定年になったあたりから加速度的に暇になったはずだ。
僕たちの開業した当時は歯医者は何所も患者で爆発していたから、最初の下手くそな頃は患者でいっぱいで、上手くなるにつれて暇になっていって、徐々に情熱と意欲が減退していって引退準備状態とでもいう感じがしないでもなかった。
中学の同窓会は、男は女の半分ほどしかいなかった。そして、多くは自営業で現役の事業主。まだまだ、元気溌剌だった。
引退した男たちは、もう出てこなくなったわけだ。
男は、仕事で大きく変わる。
それに比べて、女たちはどの同窓会でも元気はつらつだった。
話題もバラエティに富んでいたし、生き生きしていた。
和服で来たり、おしゃれもそれなりに力が入っていて、魅力のある人も多かった。
やはり、女はネコみたいなもので、つねに自立している。えらいものだ。
さて、僕はどうかというと、お前は太った以外は変わらないね~と誰にも言われれる。
父に似てはげないし白髪もごく少ない。男はそれが一番の変化だから、それが大きいのだろう。
もう一つ、病気がない。何十年も病院に掛かったことがない。それもあるのではないか?
自分の実感では、同級生と同じように歯医者はまるで暇になったのだが、引退準備どころか張り切っていることだろう。
老年期の男にとって、意欲を持てるものがあるかどうかは決定的なことだということが分かった。
これは、あごろべえ先生や、ラッパの先生、国士無双の先生、スマートに行こう先生、日の出の先生、のび太先生、斬り込み隊長、白ひげ先生、王将先生、耳なし芳一先生、その他の大勢の仲間と出会ったからだ。
この出会いが無かったら僕は,閑散とした診療室の中でうつうつとしていたのかもしれない。
まあ、本来それが僕には似合っていたような気もするし、人それぞれだ。
しかし、女と違って男は柔軟性に乏しく変化に弱い。ショックでやられやすいので、なかなか引退して趣味に生きるとも行かないだろう。ラッキーだったことは間違いない。
みんなに、とても感謝している。何よりも、この仲間を集めてくれた椋ちゃんに感謝している。
大会の後の打上げの懇親会は修学旅行の夜のようだと思っていたけれど、いつも一緒にいて旅の宿で羽目を外すのとはちょっと違う。
みんな地方にいて離れている仲間が一堂に会するのだから、同窓会なのかな~
でも、いつもメールでやり取りしているわけだから懐かしさはゼロだ。
趣味の「同好会」とでもいうところだろうか?
やはり、これが一番だ。
65歳という区切りの歳とあって同窓会が続いた。
中高の同窓会は5年ぶりだったが、同級生がずいぶん歳を取ったのに驚いた。
5年前は、高校の同窓とは話が弾んだが中学の同窓とは何かかみ合わない感じがあった。
僕らの世代は中卒や定時制高校卒も多かったから、学歴の違いによる話題のずれを感じたものだ。
それは、摩擦を避けるために世間のイメージに合わせようとする傾向があるので、何十年も経つとホントにそのようなイメージどおりの人間が出来てしまうのだろう。
ところが、今回は高校の同窓会,大学の同窓会とも、本当におじいちゃんになった感じで覇気が乏しく、高校の仲間など久しぶりに会ったというのに11時になったらみんな寝てしまうありさまだ。
最後に中学の同窓会があったが、こちらは2時過ぎまで以前のようにワイワイやっていた。
あれ?これは何だろう?
定年というものが、いかに人を変えるものかがよく分かった。
前回の60歳の同窓会というのは定年前か直後だろうから、サラリーマン生活の地位がピークの時か直後で、みんな元気があった。参加者も多かった。
高校の同窓会は、主に公務員だった人が多かったようだ。今回は、孫の話と病気や健康法の話と再雇用先の話。すっかり枯れた感じで、朝早く目が覚めるからと、すぐ寝てしまった。
大学の同窓会も似たような感じで、全く覇気がない。それも、納得できる。
歯科大学を出たわけだからみんな歯医者で開業医だから定年はないが、歯医者が余っていると言われている昨今,もう開業何十年も経った古い建物のおじいちゃん先生のところにはあまり患者は来ない。
たぶん、ちょうど中高の同級生が定年になったあたりから加速度的に暇になったはずだ。
僕たちの開業した当時は歯医者は何所も患者で爆発していたから、最初の下手くそな頃は患者でいっぱいで、上手くなるにつれて暇になっていって、徐々に情熱と意欲が減退していって引退準備状態とでもいう感じがしないでもなかった。
中学の同窓会は、男は女の半分ほどしかいなかった。そして、多くは自営業で現役の事業主。まだまだ、元気溌剌だった。
引退した男たちは、もう出てこなくなったわけだ。
男は、仕事で大きく変わる。
それに比べて、女たちはどの同窓会でも元気はつらつだった。
話題もバラエティに富んでいたし、生き生きしていた。
和服で来たり、おしゃれもそれなりに力が入っていて、魅力のある人も多かった。
やはり、女はネコみたいなもので、つねに自立している。えらいものだ。
さて、僕はどうかというと、お前は太った以外は変わらないね~と誰にも言われれる。
父に似てはげないし白髪もごく少ない。男はそれが一番の変化だから、それが大きいのだろう。
もう一つ、病気がない。何十年も病院に掛かったことがない。それもあるのではないか?
自分の実感では、同級生と同じように歯医者はまるで暇になったのだが、引退準備どころか張り切っていることだろう。
老年期の男にとって、意欲を持てるものがあるかどうかは決定的なことだということが分かった。
これは、あごろべえ先生や、ラッパの先生、国士無双の先生、スマートに行こう先生、日の出の先生、のび太先生、斬り込み隊長、白ひげ先生、王将先生、耳なし芳一先生、その他の大勢の仲間と出会ったからだ。
この出会いが無かったら僕は,閑散とした診療室の中でうつうつとしていたのかもしれない。
まあ、本来それが僕には似合っていたような気もするし、人それぞれだ。
しかし、女と違って男は柔軟性に乏しく変化に弱い。ショックでやられやすいので、なかなか引退して趣味に生きるとも行かないだろう。ラッキーだったことは間違いない。
みんなに、とても感謝している。何よりも、この仲間を集めてくれた椋ちゃんに感謝している。
大会の後の打上げの懇親会は修学旅行の夜のようだと思っていたけれど、いつも一緒にいて旅の宿で羽目を外すのとはちょっと違う。
みんな地方にいて離れている仲間が一堂に会するのだから、同窓会なのかな~
でも、いつもメールでやり取りしているわけだから懐かしさはゼロだ。
趣味の「同好会」とでもいうところだろうか?
やはり、これが一番だ。
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