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ブリッジのこと

僕の左上の最初のブリッジは、大学の登院生だったころ、自分で技工して作った。
登院生というのは、昔は大学の5年生の時に、インストラクターが付いて指導されながら患者さんを治療する学生のことを言う。
要するに、まだ歯医者の免許も貰っていない、自動車学校の仮免許の路上運転みたいなものだ。
昔は虫歯の山で、歯医者は何所も患者さんで爆発していたから、そんな初心者の下手くそのところにも患者さんはたくさん来た。
ちゃんとお金も払ってもらった。もう40年前だから、老人医療費は無料で、保険の本人は400円?家族が1割だったかな?
その頃、アダプティックというコンポジットレジンが出来たばかりで、それは保険が利かず、一般で2000円ほど貰っていただろうか?
そんなことを覚えているのは、学生なのに患者さんに自費診療の話をするのが、とてもやりずらかったからだ。
それまでは、前歯はケイ酸セメントしかなくて、歯髄壊死を起こしやすいと言われていた。
そのセメントは、模型実習で使っただけだった。でも、接着も無かったから、やはり当時のコンポジットは全然ダメだったけど・・・
レストランのお昼のランチが、150円の時代だった。学食のタヌキうどんが30円?50円だったかな?
狂乱物価の前だったから、どうも単位が違う感じだ。

あの頃の患者さんの顔や、やり取りはよく覚えている。
なにせ、患者さんの歯を削ると、削った量に比例して不安が湧き上がってくる、といった塩梅だった。
治療のたびにインストラクターに見てもらって、ハンコを押してもらう。
たまたま思い出すのは、局部義歯を入れた患者さんの報告をしたときのことだ。
入れた後、当たって痛かったので自分で入れ歯の金具を曲げたらよくなりました。と患者さんが言ったので、そのまま報告したら、それでお前は何と言ったんだ?と聞かれた。
よかったですね。と言いました。と言ったら、お前は馬鹿か!と怒られた。
全くもっともで、そんなことしちゃいけないと注意しなければいけないのだが、その時は、なんで怒られたのかが分からなかった。

そんなレベルなんで、作ったブリッジが全く入らない。
内面をがりがり削って、咬合面も歯の形が無くなるぐらい削ってやっと何とか入った。

右上2番の虫歯は、大学を卒業してから親に詰めてもらったから、そのブリッジのスウィング干渉の反作用による2次干渉によるものだ。
思い出してみたらそうだ。旅行によるものじゃない。
僕の下手くそな治療による、医原性の虫歯だった。ばちが当たっただけだった。

だんだん当時のことを思い出してきた。
そのブリッジが、いつもなんか重ぐるしくて、少し左にあごをずらすと乗り上げて少し高くなる感じでズーンと鈍い痛みを感じていた。
ここを少し削ったらいいなと思いながら、そのままにしていたら、10年ほどしてブリッジの後ろの冠だけ取れたのだった。
それをやり直して、その時は上手な技工士が作ってくれたのだが、やはり少しスウィング干渉していたのだろう、ずいぶん楽になったが、たまたま重ぐるしい時があった。
そのブリッジは、たまに取れたりしたが20年ほど使った。最後の方は咀嚼運動を教わって、その咬合調整もした。
穴が開いて、やり直したのが10年ほど前か?
さすがにこれは、あまり干渉の無いものを作れたようだ。

だから、旅行性のカリエスというか、右上2番が旅行に行ったときだけ痛くなり充填物が取れたりする現象は後半の20年ほどのことだ。
その前は、たまたましみていたのを思い出した。
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歯の問題 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/09/16 00:00
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