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中心位とは、頭位を仰向けに寝た状態に定めることだ

これまで、長々と総義歯の咬合採得を考察してきて、ついに結論が出た。

 咬合採得は、顎位を定めるというよりも、頭位を定める行為だ。

1月23日に「中心位?」、28日に「円錐コロ」、2月3日に「カッターの支点の形状」というのを書いて中心位について考察したが、その時にはあと一歩まで来たような気がしたが、結論は出なかった。
しかし、スウィングキーパーDが進化して、その後もう一度考察してみて、ついに結論が出たぞ~

 頭位を定めるのが咬合採得なのだから、水平位でドーソン法で採る中心位は頭位を仰向けに寝た状態に定めることなのだ。

つまり、顎関節の円錐コロ形状の慣性ジャイロ機構と、顎関節の支点としてのらせん構造と、あごろべえ先生がコメントに書いてくれたじん帯によって、頭位と高径に応じて、どこの位置でも咀嚼の支点として合理的に最適な位置に下顎頭は定まる様になっているのだ。
それを、人為的に下顎を後方回転させて採るから上手くいかないのだ。
後方回転した、後方ピッチング偏位の顎位がドーソン法の顎位だ。
それでフルマウスの補綴を入れると後ろにつまった苦しい状態になる。
たぶん、寝ているときには合っているのかもしれない。
だから、ナソロジーの大家の岩田健夫先生が、実際に応用するのが難しいと言ったのだろう。
フルマウスの補綴の権威だから、総義歯を想定した話ではない。
総義歯の咬合採得を水平位で行っている先生はけっこう多いのではないか?
クラウンブリッジだってそれで問題はあまりない。
仰向けに寝たときにも、頭位と顎位の関係に働く重力対応の機構は働いている。
中心位の咬合採得法が問題なのは、最初は後ろに押してと言い、次は押すなと言い、現在は前上方に押し付ける顎位の定め方が、最初は位置の偏位をもたらし、現在は傾きの偏位をもたらしているということだ。
ただ、現在はみんな咬合理論に眉唾になっているので、厳密なドーソン法などする人が無く、多少中心位気分?ぐらいにしているだろうから、当たらずとも遠からずで、関節を3次元的に見ることが出来るCTの普及とともに人気が復活してきたように感じる。

総義歯の咬合採得は後ろがいいわけだから、水平位で採るのは問題ないように思う。
ただ、水平位にすると舌根が沈下する傾向があるので、吸着印象で採ったものは吸着が解けて浮き上がってしまうから、床を指で押さえて咬合採得しなければいけない。
それがエラーの元になる。
ローリング偏位とピッチング偏位の修正も難しいように感じる。

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入れ歯とのくらし | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/17 00:00
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