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地球の正確な位置は、どこなのか?

解剖学的な正常位としての中心位は、成人においてはおおよその位置は合っているけれども、臨床から逆算した後付けの位置であって、筋肉位によって簡単に騙されることを主張してきた。

なぜそんなに確信を持って言えるのかというと、僕は歯医者になって今年で40年になる。
若いころは、権威が言ったとおりやってみて上手くいかないときは、自分が未熟だからだろうと考えた。
しかし、40年の間に、それまでの権威を否定する理論が出るとそれは、その権威を信じた僕の失敗の原因を説明している。
なるほど、と納得してその新しい権威を真似ると、また別の障害が発生して、しばらくして次の権威がその間違いを指摘するということが行われてきた。
そしてあきれることに、かなり的確に間違いを指摘されたはずの権威が、それは見解の相違だという感じで堂々と幅を利かしている。
僕は、だんだんあつかましくなってきた。俺が一生懸命長年やっても上手くいかないことは、誰がやっても一定の同じような失敗を避けられないはずだと思うようになった。

結局、権威を信じる者は必ず裏切られる。
それは、その権威がなぜ権威になったのかを考えると、もちろんその学説に妥当性があるように多くの人が感じたからではあるが、無謬性を装ったそのカリスマ性のある政治的な個性によるところが大であったように思われる。
つまり、上手くいかないものは切り捨てて、それを問われると腕のせいにして逃げてきたのだ。
そのような権威が、教祖として並立しているために、誰も咬合理論を信じられなくなって、例え、キリストのような存在が現れても疑心暗鬼になってしまって、パリサイ人の扇動に乗せられて磔にすることを望むことになる。
自分で考えることをしない群衆は、必ずそのような間違いを犯す。

つい、横道にそれた。顎位に戻ることにする。
中心位という1点の存在を主張する論理は、臨床的な必要性もさることながら、神という中心に対する信仰に由来しているのではないか?
聖書でCPUが作られた人間には、天動説が、やはり捨てられないのだ。ビッグバン理論も、聖書の天地創造そのままだし。
それに、それと並行して宇宙論には、仏教みたいなイメージの仮説がいつも出てくるところを見ても、人間が考えることが出来るのはおそらくその2つのパターンしか無いようだ。
ところで、地球は動いている。地球の正しい位置を1点に定められるだろうか?
同じことは、顎位もそうで、あごは動いている。
だから、正しい1点の位置なんてものは存在しないのだ。
しかし、地球は重力によって太陽を中心に一定の運動をしていて、その軌跡は精密に測定できて、ある時間を限った位置を知ることが出来る。
顎位もそうで、総義歯に関していえば、旧義歯の顎位と生理重力下顎位という重力基準の顎位との間をスウィングしていて、その間の最適な位置に頭位と関連して高径によって定まることになる。
地球が太陽との重力による相互関係で位置を保っているのと同じことで、頭とあごの重力による相互関係で、顎位が定まっている。
重力が働くので、頭やあごの運動も惑星のように楕円軌道を描いている。
このような、もはや疑う余地のない事実となった地動説がスウィング現象だ。
後は、多くの診査法を活用したり、出来るだけ分かりやすく証明する努力を重ねる必要がある。


これで、長々とやって来た、スウィングキーパーDと、咬合採得の考察を終わる。
実は、今度の9月の大会で、この考察を基にして発表するつもりでいる。
不安でいっぱい。
最近の臨床的な考察がメインになるので、期間も症例数も不足している。
3人続けて失敗した後は、夏は暑くて年寄りが来ないので、検証出来ない。
はたして、勘違いが無いだろうか?もう1年はほしいな~
それに、僕は蔵重先生のシステムに出会ってもうこれでいいと思ったので、20年は義歯の勉強をしていないので最近の動向は何も知らない。
僕が、浦島太郎だったということもあるかな?
月末の予演会で、仲間の先生は気が付いたことをどしどし指摘していただきたい。
ブログでは、思ったことは何でも蛮勇をふるって書くので恥をかいても仕方がないが、大会でバカなことを発表すると会の名前に傷が付くので避けたいのですよ。
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入れ歯とのくらし | コメント(1) | トラックバック(0) | 2015/08/22 00:00
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