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うわの空のスウィングキーパー総義歯学 咬合採得の姿勢と頭位

本年も、よろしくお願いします。
歯の話をします。


さて、さまよえる顎位なんてものは無いことが分かった。
顎位は、スウィング干渉方向(追い出そうとするサラ)から、失われたスウィングキーパーキーティース方向(無責任な神)へのベクトルを持って移動する。
そして、結局ハルマゲドンに向かって進む。

はっきり言うと、総義歯の顎位は左後ろから右前にずれていくという法則がある。
左前顎位の人もいるわけだから、反対にずれる場合も無いわけでは無いと思う。
でも、スウィングキーパーDを意識してから2年ほどの間に、総義歯患者で左にずれている患者さんはいなかった。
きっと、そのようなケースもあるだろうが、ごく少数だろう。
それに、あごろべえ先生が、老人は顎位も姿勢もみんな右にかしがってくる。と言っている。
だから、総義歯の咬合採得に顎位診断など必要ない。
咬合採得した顎位が左後ろに行かずに、右後ろに行くようならその時に顎位診断すればいいだけだ。
前に行くことは無い。それは確実だ。

昔、30年前だろうか?名前がなんていうか分からないが、たぶん有名な総義歯の大家がこのようなことを言った。

 咬合採得するときの姿勢は、ヘッドレストから頭を離して少しうつむいた状態で採らなければいけない。
なぜなら、ご飯を食べるときに空を向いて食べる人はいない。少しうつむいて食べる。
だからその姿勢で咬合採得しなければいけない。

これは、素晴らしい勇気ある発言だ。
多くの講師が避けて、あやふやなままにしていることをしっかりと言った。
でも、やってみたらまるで駄目。というより、不安定すぎてまるで不可能。ホントはやってないんじゃないの?とつい考えてしまった。
それに、みなさんもう分かるだろうが、食べるときのことしか考えていないということが致命的な間違いだったのではないか?

僕は、構造医学会の発表で「構造医学解析1」の椅子に座った図を最初に使った。
少し頭と上体を前に倒すと、下顎は前に移動して前歯しか当たらなくなる。
その反対にすると、奥歯しか当たらなくなる。左右に倒しても同じだ。
これが、歯が頭を支えているという原理だ。
みなさん、試してみてください。
  スウィングキーパー
        前歯だけがあたる            全体にあたる             奥歯だけがあたる


胸を張って、上を向いて歩いている老人などほとんどいない。みな、少しうつむいて背中を丸めて歩いている。
それは、うつむいているから下顎が前にあるのか?下顎が前にあるからうつむいているのか?
下顎を後ろに引くと頭が上を向き、姿勢が良くなる。
食べるときの姿勢でバイトを採ると、日常生活の姿勢もそうなってしまう。
これは、滅びへの道だ。

歯は頭を支えている。
その原理は、「和ばさみ」のようなものだ。
和ばさみで紙を切るとき、閉じていけば紙は切れるが同時に、はさみの先の幅(高径)が狭まって少し前に移動する。
反対に、開くとはさみの先の高径が増して少し後ろに移動する。
はさみの先の上にある方を頭とすると、はさみの先の下にある方の下顎を後下方に回転させれば、頭は上を向くということになる。

だから、総義歯の咬合採得の時の頭位は、ユニットの背版もヘッドレストもわずかに後方に倒して、ちょうど望ましい少し上を向いた頭位にすればいいのだ。
つまり、座位のプリセットされたそのままのユニットの背板で良い。ヘッドレストに頭を預けて。
そして、咬合高径を回復して高めに採れば、下顎は和ばさみの先のように後方回転した顎位が採れる。
これが、老人の姿勢を良くするスウィングキーパーDの咬合採得の姿勢と頭位だ。

別に、普通の術式だけれど。
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入れ歯とのくらし | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/01/05 00:00
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