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うわの空のスウィングキーパー総義歯学 配列の前に

ほとんどの歯医者は、セミナーなんかで勉強をするとかえって下手になる。
それは、自分の勉強体験を振り返ってみて反省したことだ。
現代の日本においては能力さえあれば必ず成功できる。平等社会だ。
しかし、その能力は努力と勉強なんかでは得られない。
それが得られるなら経営セミナーの先生はみな大成功しているはずだし、生徒も続々と成功するはずだ。
その能力はいわく言い難い微妙なバランスの感覚で、才能としか言いようがない。

僕は、どうも感覚が悪いようだ。
だから、つまらないたった一つのアイデアなんかによろめいてしまったことが多かった。
義歯の人工歯配列の方法論は補綴の理論は大概そうだが、どれもがたった一つのアイデアで出来ている。
自然にそんな人工的なパターンがあるはずがないのだから、必ず間違っているに違いない。
事実、いろいろな配列や人工歯の形態の特徴的なアイデアには必ず副作用があってかえってダメだった。
だから、教わったことに飛びつくことなく、頭の隅に置いておくぐらいにしなければいけない。
信じるのは、自分の感覚。「臨床が発する違和感」でなくてはいけない。

配列や人工歯の品定めをしてみて、しみじみ感じるのは食べることしか考えていなかったということだ。
発音や、審美性や、違和感などももちろん考慮している。
しかし、ほとんどがよく咬めることに集中してしまっている。
なんというか、天動説のようなもので自明の感覚があってそれ以外を発想できない。
 
 頭を支えるための義歯、「スウィングキーパーD」

というのは、地動説に基づいているような感じだ。

もう、このブログを読んでくれている人には遠い昔の思い出ぐらいに感じることだろうが、「咬合と全身にはエビデンスがない」というのが今でも医科歯科患者を含めての大多数のコンセンサスだ。
それは、この天動説から逃れられないからだ。

 歯の形や並びは、頭を支えるためにある

このあごろべえ先生の地動説が、コペルニクス的転回をもたらした。
これは、過去の補綴の咬合理論のような工作のためのアイデアとは全く違う。
人の直立動態の解析から導き出されたもので、全体の調和のための部分の形態のあり方を法則化したものだ。
人の構造の意味を理解するということだ。
だから、全ての歯科治療に、このパラダイムの転換が必要だ。


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入れ歯とのくらし | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/12/10 00:00
コメント
かわいそうに・・・
動きがわかると、形の意味がわかります。
答えは本の中にあるのではなく、いつも目の前(患者さん)にあります。
意味がわかると、意義がわかります。
歯科医療の意義を歯科医師に伝えることが己のミッションと考えています。
それは至綿(余計なお世話)か・・・?

前倒れストレートネックの男の子。(主訴TMD)
母親には意義が伝わりませんでした。

わかることよりも伝えることの方が段違いで難しい。
未来の人と話をしたい、そんな気分です。
No title
本当に形態の意味を理解すると、ただただ感心し謙虚にみつめるようになりますね・・・・・

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