FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | --/--/-- --:--

うわの空のスウィングキーパー総義歯学 印象・咬合

印象・咬合が1回の講義で終わり。
ハウツウとはいえ、あまりにもあっさりとしているな~
でも、仕方がないや。

初診の診断がない。
格調が低くて癪だが、診断といっても歯が無いというぐらいしかないな~
補綴診断料がラーメン1杯ぐらいの点数しかないわけだから、こんなもんでしょう。
僕の場合は、フラビーガムでも、顎堤がえぐれていても同じ治療方でやるわけだから、初診の診断は「歯が無いね」だけだ。

① スナップ印象と仮咬合採得   アルジネート印象材でスナップ印象して、同じアルジネート印象材をテルモの大きなシリンジで何も無い口の中に注入して、デスマスクを反対から取る感じで顔を整えてアルジネートでバイトを取る。
ちょうど、葬儀の時にご遺体の口の中に綿を詰めてふっくらしたお顔にするような感じ。
これは、たぶん、阿部晴彦先生の方法だ。

       バイト

② 咬合器付着とオストロン提制作   僕は田舎にいるので、宅急便で旭川の技工所に模型とバイトを送り、そこで咬合器にそのバイトで顎堤模型を付着してもらう。
タッパーウェアに湿らせた綿を入れておけば何日でもアルジネートのバイトは持つ。
そのバイトは、ただ模型を咬合器に付けるためだけではなくて、デスマスクの反対の唇の内面の印象がレジン提のリップサポートや、上唇小帯などで正中も分かるし、唇のラインで上下の比率の基準にもなる。
その咬合器上で、オストロン提を作ってもらう。
だから、かなり正確なオストロン提が出来る。オストロンの基礎床とロウ提ではなくて、全部オストロンで作る。
それが、僕が25年以上採用している旭川の蔵重先生のJKリニアテクニックのユニークなところだ。
バイトを採って咬合器に付けて作るので、このようなことが可能になる。
その基礎床の内面には、パラフィンワックスを1枚スペーサーとして敷いて作る。

③ 印象採得と咬合採得   スペーサー付のオストロン提を入れてみて合っているかどうかを診る。
不思議にというか、当然というか、そのオストロン提はたいがいぴったりと合う。
合わないときはどうするのか?ロウではないので熱して軟化して合わせることはできない。
その時には、モデルトリーマーでフリーハンドでオストロン提をガーッと削る。そのラフなやり方でも、不思議と簡単に合う。
そのようにして、咬合高径とリップサポートが整った0度臼歯の完成義歯に近いものがたった2回目で出来ている。
上顎・下顎と分けてスペーサーを外して、犬歯と6番に4mm四方のパラフィンワックスのストッパーを4個付けてティッシュコンディショナーで印象する。
すると、無圧に近い適正な咬合高径の機能的な閉口印象が採れる。これ以上合理的な印象法は無いのではないか?
印象が採れたら、オストロン提に切り込みを付けてシリコンのバイト剤で咬合採得する。
完成義歯を入れたらとたんに5mmも後ろで咬まれて、あ!だまされた~ということがあるが、それはなぜかと言うとピタッと適合すると、入れ歯の内面と粘膜がシナプス化して体の一部になるからだ。
だから、印象材で満たされた基礎床がこれほど適合すると、ただ咬ませるだけで、だまされていた時には自分で正しい顎位で咬む。

       印象

だから、旧義歯の咬合高径に問題が無い時には、これでいきなり作ってもたぶん大丈夫なのだろう?
僕は、やはり試適しないと不安なので、このまま作ったことは無いけれども、蔵重先生の原法はそのように3回目で義歯が完成する。
これ以上簡単で、理にかなったシステムは無いと思う。

以前、紹介したことがある。それを少し詳しく書いた。
しかし、咬合高径が低下していて高さを上げなければいけないときには、これだけでは上手くいかない。
ここまでは、従来の義歯制作法の範疇の中での優れた方法に過ぎない。
これからが、あごろべえ先生の大発見によるスウィングキーパーDの神髄なのだ。
スポンサーサイト
入れ歯とのくらし | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/11/20 00:00
コメント

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。