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重心 -質問に答えてー

7月28日の記事に、患者さんから質問があった。
最近、なぜか急に何も書くことが見当たらないスランプに陥った。
それで、爺放談なんかでお茶を濁していたけれど、救いの神だ。
質問に答えることにする。


「舌痛症患者」さんからのコメント

 重心

はじめまして、舌痛症歴6年の者です。
噛み合わせ調整し、重心がとれるようになれば治るのでしょうか?

 ーいわゆる舌痛症は、単一の病因では無いと思います。治すことが出来るのは、かみ合わせが原因の舌の痛みです。

矯正歯科で、立ったまま腰の位置、頭、肩の位置など細かく調整し、助手に体を支えられたまま歯型をとり、マウスピースを作り、舌痛が消えれば、歯に高さをつけ調整するはずでしたが、痛みは消えないので、矯正はしませんでした。

 -かみ合わせとは、全身の中の特定の箇所の状態です。
だから、アプローチ方が2つあって、一つは、体の状態を整体やカイロやあん摩、ヨガ、ストレッチなどで整えて、そこでかみ合わせを採ってそれに合わせて歯を並べるという方法。
もう一つは、歯を削ったり、冠をかぶせたり、矯正したりして歯並びかみ合わせをある理論に合わせて整えることによって心身症状を治すというやり方です。
 どちらにも欠けているものがあります。それは、かみ合わせも体も、模型か人形のように動かないものではなくて、常に動的な状態にあるのです。
だから、体を外からいい姿勢に整えてかみ合わせを採って歯を整えても、なんか怪しいな?と思って首をかしげた瞬間に意味が無くなります。

足型も、靴屋で測定しましたが、左右重心がほぼ真ん中、
足の指も全て写り、土踏まずの左右差も無かったです。

 ー体の重心調節は二階建てで、まず頭の位置をあごのやじろべえでバランスを整え続けている。
それでバランスがとれていればいいけれど、そうでないときにも倒れない構造がある。
それが腰で、腰にある仙腸関節の働きによって、二段構えで転ばないようにしているのです。
頭と腰の間にも、ひねって重心を保つための転換装置が複数あります。
しかし、バランスが悪い頭を支えて転ばないようにするには、皿回し芸人のように体をひねる必要があるのです。
私が例に示した患者さんは、70~80代の患者さんでしたから仙腸関節の働きが衰えてきているために、腰で重心バランスを取ることが難しくて足裏の重心がかみ合わせですぐ変わりました。
若かくて体が柔らかかったり、仙腸関節の働きがよければ、頭のバランスが悪くても足裏重心はかなり真ん中に維持できます。
だから、一つの計測器のデータで、エビデンスとすることは無理です。

上下の歯が触れていないときや、仰向けで寝た時も痛いのですが、どうしたことでしょうか?

 ー先ほど書いたように、かみ合わせは静的バランスではないのです。動的なバランスです。
何よりも、普段生活しているとき、歯と歯が触れているのは、食べている時の咬んだ一瞬か、嚥下癖がない正しい嚥下をした一瞬だけです。
動的なかみ合わせがよければ、ほとんど瞬くほどの時間しか上下の歯は触れていません。
しかし、それが悪ければ、特定の歯数本が微妙に多くは自覚できない状態で、ひっきりなしに接触しているのです。
寝ていようが、立っていようが、頭とあごの関係、もしくは頭と体の関係が悪い状態には違いがありません。

 -治る舌の痛みの見分け方は、肩こりです。
肩こりが、いつもひどい状態で舌が痛いならかみ合わせで治ります。
ただし、あまりにもひどい肩こりはどうも感覚を麻痺させて辛さから逃れるようなこともあるようです。
肩こりがましになってから、かえって肩こりが分かるようになることもあります。家人やあん摩さんに確かめてもらった方がいいです。

 ーなぜ、肩こりが指標なのかの理由はこれです。
            20091121_669655_t_20110106151203.jpg

以前書いたものですが、あの消防出初式の演技者が頭で、下のはしごを支える団員が肩の筋肉です。
このように頭のバランスが悪ければ、団員は大変です。
これが、肩こりの原因なのです。
そして、頭のバランスを取るのがあごと歯の役割です。
だから、あごの位置の司令塔である舌が付着している舌骨という骨からの筋肉は、あごだけじゃなくて頭と胸の骨に走行して付着しています。
その調節がうまくいかずに、あごと頭と体の関係がねじれたときに、それが波及して舌がこることがあると思われます。
そのこりを、痛みと感じるのではないかと思われます。
だから、肩こりが持続的に解消するということは、頭と体の関係にねじれが無くなったという証で、健康の一つのバロメータです。


少し納得できましたら、推薦図書は少し高いですがお買いになってお読みください。
そして、一理あると思えたら、そこの巻末にある著者に診てもらうのがいいと思います。
著者の数は少ないですが、全国に散らばっていますから近い所に行ってください。
この動的なかみ合わせの現象は、あごろべえ先生が数年前に発見したばかりで世界に例がありませんから、Hazelさんのような幸運がないと近くの歯医者でよくなる確立は低いでしょう。

宣伝と思わないでね。
広く知られていない治療というものは、受ける側にそれなりの確信というか、納得がないと、わずかの波で不安が爆発して元も子もなくなることがままあるからです。
治療側も、患者さんの納得がないと請けられない。
だから、患者さんも少し勉強した方がいいです。

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舌にまつわる問題 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/10/04 00:00
コメント
No title
こんにちは、夕焼け院長様。

最近、ほんとに肩こりが無いです。整体も針もいってません、ストレッチや、足裏とふくらはぎマッサージはしていますが〜舌先位置も上歯の1.2の間が定位置で安定してます。歯に問題があるっわかって、治療し始めた2010年から、ネットや歯医者さん放浪、知人の情報で自分なりに勉強しましたから、『患者さんも少し勉強した方が良い!』は、ほんとにそう思います。最初の歯根破折治療もすごく調べて、兵庫県から奈良まで通いましたしね。でも大事なこともう一つ、先生との相性もあります。患者の話を聞いてくれて信頼できる先生じゃないと駄目です。天塩町は遠いなぁ〜近くなら夕焼け医院に通いたいです。
No title
こんばんは、夕焼け院長様。

コメント訂正をします。私の舌の定位置は上左右1,1の間でした。歯のno.も治療し始めた頃覚えたのでした。

今朝、実家の母から電話があり、親友(65才くらいかな?)が腰の激痛で歩けなくなり、救急車で運ばれ入院したとの事でした。その方は、もうずっと腰が悪くもうすぐ股関節を手術する予定だったらしいのです、実家の周りでは、股関節、膝の手術をする人が多いですが、手術で良くなった話は聞きません、手術したけど痛みはとれない、ますます足先がしびれてきた、膝が曲がらないので2階にあがれないなど〜その腰や膝が悪くなった原因は、噛み合わせや、合わない入れ歯の可能性もあるのではと思います(加齢や生活習慣、肥満等もあるとは思うけど)私がそんな事を言ってもだれも信じてはくれない、歯は全身の不調と関係があるって、医学会の常識になってほしいです。

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