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夕焼け院長が見た 日本歯科心身医学会

日本歯科心身医学会で、発表してきた。
演題が多かったとのことで、口演からポスター発表になった。
それも、3週間前の通知。
すっかり出来ていたスライドを、ポスターに作り直し。仕方がない。
我々の発表は、これまでの概念とはかなり違うので、短い時間で話すよりじっくり見ていただいた方がいいだろうと思い直した。
ところが、そのポスター発表会場には、ほとんど人が来ない。
僕の貼ったポスターをきちんと見てくれた人は5~6人もいただろうか?
ほとんど無視されたに近い。

まあ、学会発表というのは、こんなもんだ。
僕が、他のポスターを見たかというと、さら~っと眺めただけで、まったく読んでいない。
それはなぜかというと、見てもしょうがない。僕にとって意味がない内容だからだ。
抄録を会場で渡されて、それの中から聞きたい口演やポスターを選ぶわけだから、僕の発表はその学会にいた95%の人が、見ても意味がないと思ったということだろう。

今回の学会の発表の中の半分近くが、舌痛症と関係がある発表だった。
その中で、僕だけが薬ではなくて歯科的に治療した症例をだし、その診査法も記載して、10人と少しという少数ではあるがすべて治したと書いてあったのだが、ほとんどの人は見るだけ無駄だと思ったようだ。
意外に感じたが、後でよく考えれば当然なのかもしれない。

僕は、抗うつ剤とか自分でそんな薬を使うことなど考えたこともないから、そのような薬の発表など見ても無駄だと思った。
その学会にいた先生たちは、ほとんど口腔外科の医局の先生かOBだ。
口腔外科では、伝統的に咬合などは重視しない。
というより、それを求めるなら他の専門の科に行ってくれ!というところじゃないだろうか?
だから、見ても無駄と思ったのだろう。

口腔外科は、歯科の最後の砦だ。
命に係わる、難しい、よくわからない、そんな病気は最終的には口腔外科に送られる。
そこから他の科に回すことなどできない。とても責任が重い科だ。だから、プライドも高い。当然だ。
それに、どう考えても頭がおかしい。そんな患者さんも数の中にはいるだろう。
口腔外科が回せるのは精神科しかない。
それは、歯科ばかりじゃなくて、すべての科がそうだと思う。
精神科は、最後の引き受け手だ。それがいいかどうかは分からないが、仕方がない。
最後の砦と最後の引き受け手が組んでいるのだから、他の意見なんか聞くわけがないや。当たり前だ。
どこかが信念を持って引き受けてくれないと、患者さんも歯医者も困る。これでいいのだ。

ただ、口腔外科学会ではない歯科心身医学会に他科の先生がほとんどいないことに問題があるように思う。
これでは、歯科心身医学的な問題が偏った視点でのみ検討されて、そこが一番の権威なのだから、コンセンサスの形成がゆがんでしまう。
僕がとても残念に思ったのは、大会長と実行委員長は顎咬合機能回復補綴医学講座の教授と講師なのに、なぜ僕たちしか無かった咬合治療の発表を全てポスターに回し、見にも来ないのかということだ。
大会の責任者で、忙しかったとは思うが。
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舌にまつわる問題 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2014/08/11 00:00
コメント
No title
横浜に来られた動研メンバーも口外や補綴出身者ばかりでした。だから内部事情はよく知っています。自分も咬合などは軽視していました、本当の意味を知るまでは。

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