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電王戦と小保方さん。素晴らしい1手。

電王戦が終わった。
コンピュータと人間の将棋の対戦。
5台のコンピュータソフトと5人のプロ棋士が対戦する団体戦。
毎週土曜日に、5週行った。
最終戦は、ニコニコ動画で63万人も見ていたようだ。

コンピュータソフトの4勝1敗だった。
去年の対戦は、3勝1敗1引き分け。
もう、将棋はコンピュータソフトに勝てないかもしれない。
以前、チェス名人ボビー フィッシャーがコンピュータソフトに負けた時に、将棋は取った駒を使えるので駒の数が減らないから、そう簡単にはいかないだろうということだったが、10年ぐらい経っただろうか?ほぼ互角までたどり着いた。
勝てないだろうと言うのに互角というのはおかしいが、勝敗のほとんどはプロ棋士の終盤のミスで決まっているから。
ミスが無ければ、たぶんまだ人間の方が強い感じだ。
人間は必ずミスをする。うっかりとか、思いがけない手が来た時の動揺とか、特に終盤になった時には7~8時間以上ぎりぎりと考え続けているわけだからとても疲労している。
機械であるコンピュータは、うっかりも動揺も疲労もない。
これでは、互角に近かったなら絶対に勝てない。


小保方さんの苦境が重なった。
日本は、ひどい国だ。天才を妬んでほんのわずかなミスをあげつらってさらし者にする。
ぜひ、ノーベル賞を取って見返してほしい。


将棋は1手のほんのかすかなミスが致命的で、それが全てだ。
とても厳しい残酷な世界だが、このプロ棋士たちは電王戦を楽しんでいた。
プロの将棋は、対局している将棋会館に控室という大広間があって、そこで今対局している将棋を大勢の棋士がああでもないこうでもないと現在進行形で検討していく。
その控室が映っていたが、立錐の余地も無いほどプロ棋士が集まって検討している。
彼らには、人間だろうとコンピュータだろうと関係なくて、すごい1手を見たい!それ以上の喜びは無いようだ。
仲間が無残に敗れても、そんなことはたいしたことが無くて、すごい1手を求めている。
将棋の対局で、勝つことで生活している。負け続けたら廃業しなければいけない。
でも、やはり将棋の本質は勝ち負けではないからだ。
素晴らしい1手を求めることが将棋の全てで、勝ち負けはあとで付いてくる。
研究者は、こうあってほしい。
あまりにもみっともない、ミスとか結果が全ての人が多い。


小保方さんの素晴らしい1手(着想)が、たった写真のミスの2手でふいになろうとしている。
しかし、今度の対局には敗れても、例えその細胞が無くても、名手かもしれない。
将棋では、何年か何か月か後でその手を上回る手が現れて、それは本当は良い手ではなかったということが解っても、その時に与えた衝撃で名手とされている手がある。
科学だって、今は正しいと証明されたはずのことが、十年、百年経ってひっくり返る。
有限な時の中から脱することが出来ない人間には、完璧な真理は得ることが出来ない。
いまそこにある素晴らしい1手が暫定真理で、だから価値があるのではないか?





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エビデンス | コメント(1) | トラックバック(0) | 2014/04/13 23:35
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