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フィギュアスケートと姿勢

オリンピックももうおしまい。
真央ちゃん残念でしたね。羽生くんおめでとう。
羽生くんの、少年だけが持つ少し妖しい魅力に引き込まれてしまった。
「ベニスに死す」のホモの老人みたいだ。ちょっとやばい。

夜中頑張ってフィギュアスケートの演技を見ていて、構造医学の吉田勧持先生が講演の中でそれについて解説していたのを思い出した。
なぜフィギュアスケートでは後ろ向きに滑るほうが多いのか?ということ。
僕は、それまでそんなことは一度も考えたことがなかった。なるほどと納得したものだ。

動物は、前に進むようにできている。
目は前に付いているし、足の裏の形も前に強くできている。膝も前に屈伸するし、腕も後ろには行かない。
そのために、前に転ぶときは、少し膝や腰を折りたたんで、手をついてけがをしないように真っ直ぐ転ぶ。
後ろに転ぶときはそれができない。真後ろに真っ直ぐ転ぶと、後頭部を打って大変なことになる。
スノーボードのスピード競技で、ジャンプでバランスを崩した選手が後ろ向きに着地してしまって、真後ろに頭から転倒してヘルメットが割れてかなりの時間立ち上がれなかったことがあった。
だから、後ろに転ぶときには、必ず体を回旋させる仕組みになっている。
転ばなくても、重心が少しでも後ろ寄りになると、体は回旋しだす。
フィギュアスケートは、その仕組みを利用している。
後ろに倒れるような重心移動によって体の回旋を利用して回転力を付けて、ジャンプやスピンを行っているというわけだ。

「図説 直立動態と心身症状」の副題、「人の立つ仕組みに内在する病因の発見」というのは、まさにこのことだ。
スポーツでは、あごのわずかなうなずきのような動きできっかけを作って重心移動を行って演技する。
そのような意図的な重心移動ではなくて、頭を支えているあごのヤジロベエが何らかの理由(主に歯科的な)で傾いてしまうと、頭が傾き、傾向的に重心が偏位する。
そして、後ろに重心が偏位すると、フィギュアスケートの回転のきっかけのような回旋姿勢が形成され、その慢性的な体のひねりによって病因が形成される。
あごろべえ先生の大発見は、このような人の基本動態の解析から生まれたものです。
歯医者が介入しない限りその病因となる姿勢が直ることはなく、このようにして思いがけない原因によって多様な病気が生まれているということが分かったわけです。
天才というものは恐ろしいもので、あごろべえ先生は歯科の研究をしているうちにこのような途方もない根源にまでたどり着いてしまった。
太陽が沈んだ後、どのようにしてまた東の空から現れるのか?などという議論は地動説と人工衛星からの写真で吹っ飛んでしまった。
今では、小学生でも間違わない。
コペルニクス的転換が起こってしまった今では、僕のような普通の歯医者でも、これまでの咬合理論は全てが間違っていたか掘り下げが足りなかったかのどちらかだったということがはっきりと判る。


あの舌が痛かった患者さんの治療を3月22日の大阪での学術大会で発表することになって、今スライドを作っている。
舌痛発症直後の姿勢は見事に左回旋していて、これから左向きに回転しようとするような姿勢だった。
それが治療のたびに起き上がっていって、真っ直ぐな姿勢になった。
5回も全身写真を撮ったのに、たまたま変な姿勢の写真が撮れちゃったということがない。
重心・姿勢はあごのヤジロベエによって見事に制御されているものだと感心したが、考えてみると当たり前だ。
そうでなければ、オリンピックどころか、どんなスポーツも成り立たない。
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やじろべえ | コメント(1) | トラックバック(0) | 2014/02/22 00:00
コメント
キーパーロス部位は事前予測出来るか?
構造解析が出来るということは、事前制御が出来る=原因除去が出来る、ということだと思います。スウィング干渉は解明されました。残すところはキーパーロスの部位予測が出来るかどうか??? それはそもそも無理なのか、それとも解析が進めば捉える事が出来るようになるのか?(事前制御) 構造難症例とはどこかにキーパーロスが潜在している症例と感じます。後者を明確化出来ればスウィング理論は完成となり、それは一般化出来る医療と言え、人類の財産となるでしょう。

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