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歯触り・歯ごたえ

南部せんべいをいただいた。
GWに旅行していて留守の間に盛岡から仲間の先生が来て、玄関の前に置いてあった。
僕は、子どもの時から有ったものなので南部というのが何を意味しているのか考えたことも無かったが、南部鉄瓶と同じ意味なんだとやっと分かった。

懐かしい。
子ども時代は、よく食べたものだ。
ごま塩とピーナッツがあるが、ぼくはごま塩派だった。
家内は、ピーナッツ派。
最近はいろいろと変わり南部せんべいがあるようだ。
奇妙な味のものも入っていた。


おじいちゃんが雑貨店をやっていたので、子ども時代お菓子はふんだんに有った。
駄菓子屋さんのようなアルミのふたが付いた大きな透明のビンに入った駄菓子もあったが、普通はガラスの蓋が付いた区分けされているキャビネットに入れてあった。
ビスケットや、しょうゆせんべい、おかき、南部せんべい。あと何があったか思い出せない。
僕は、日常全くお菓子を食べないが、子どものときからそうだったような気がする。
あまり、お菓子を美味しく思った記憶が無い。
なぜか南部せんべいだけ、鮮明に記憶している。
あのパリンと割れる、爽快な歯ごたえのせいだろうか?

味というものは、4種類あると思う。
味雷細胞で感受する味。鼻で感受する香り。
もう2つは、歯と舌と粘膜で感受する温度と物性だ。
料理の味というのは開発されつくしていて、新しい味というものは主にテクスチャではないか?
大学時代に、長野で初めて野沢菜の漬物を食べて、相当に驚いた。
テクスチャは物理的なものだから、他の要素に比べて印象が特別なものだ。
老人は、大概漬物を好むが、あれこそ歯ごたえ、歯触りだろう。
最近(大学の頃までは無かったように思う)のお菓子では、ポッキーかな~
昔からのポテチーだって、やはりそうでしょう。
残るものは、大概味よりも歯ざわり・歯ごたえとか、とろける感触とかテクスチャが独特なものなように思う。


いまのように袋に入っているわけではない。全てのものが量り売りだ。
クッキーなどは、崩れて入れ物の底のほうにかけらが溜まってくる。
おばあちゃんが、それを集めてちり紙にくるんでおく。
それを近所の子どもたちに、「うちの孫と遊んであげてね」と言って渡していた。
僕は、子どものときは体が弱くて、半年ぐらい扁桃腺が腫れている状態で、そのせいなのか引きこもり(当時そんな言葉は無かったが)だった。
おばあちゃんは、お菓子をあげて何とか遊んでもらおうと思ったようだ。
当時、近所の家はみな貧しくて、お菓子のくずでも子どもたちは大喜びだったけれど、僕はますます惨めになって外に出たくない気分だった。


南部せんべえは、ただのせんべいだけれど、リアルに記憶に残っている。
おそらく、あんなに大きかったのだから当時は他のお菓子と比べて安かったのではないか?
東北は比較的近かったし。
意外と、高級そうなものは残らない。

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あれやこれや | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/05/13 00:00
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