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オオカミ少年の医学

>一般の人が他人の身体を切ったりしたら傷害罪になります。
歯科医師は国家資格により、他人の身体を削っても罪にはなりません。
考えてみると驚くべき行為の行使を認められています。
そのような社会から与えられている特別な資格を、皆が有効に使う時代が早く訪れるよう願っています。

あごろべえ先生が、こうコメントしてくれた。
つまり、医師・歯科医師は患者さんに、治療のためなら障害を与えても罪に問われない。
歯医者をやじろべえ整体師などと言ったが、一般の整体師は体に障害を与えたりすることは無い。
可逆的な処置だ。
医療のヒエラルキーの源は、どうもこの非可逆的な処置を出来るかどうかにあるようだ。
しかし、そのためには根拠となる証拠がなればいけない。

しかし、証明できる範囲はほぼ明らかなように思う。
それなら研究者はつい、証明出来ないことには手を出さないように自主規制してしまうのではないのかな~



歯科に役立つ人類学 という本を読んでいる。
その、はじめに に、このように書いてあった。

>従来の医学では、主として病気の至近要因を扱ってきた。

最近は、病気の原因究明について進化医学が登場してきた。と書いている。
そして、歯科医学では、昔から人類進化と歯科疾患の関係に気づいていた。と書いてあった。


研究分野ではそうかもしれないが、現実の医療の世界ではそうではないのではないか?
科学的な証拠が求められる現代の医学では、至近要因以外の証明は難しい。
しかし、至近要因は、当然真の病因とは言えない。
医者も歯医者も、臨床経験を積むと、そのことに気が付いているように思う。

だが真の病因は、たとえ確信に近いものがあっても、今の医学の枠組みの中では証明できないことがほとんどであると思う。
その結果、「たけしのほんとは怖い家庭の医学」のように、血圧、血糖値、コレステロール、がん検診、メタボ検診やMRI検査のような、医学の進歩に比例する際限のない心配に陥ることになってしまった。
それらを知らないときには、神仏を頼んで安心していることが出来たかもしれないのに。

これは、オオカミ少年の医学 ではないだろうか?

しらみつぶしで調べるよりは真の病因と思われるものを想定して、それを元に予防を考えたほうがいいのではないか?
そして、症状が出た時にはまず手遅れにならないうちに至近要因に対応してきた現代医学で手当てし、それと並行して原因治療を試みるのがいいのではないか。
その方が、安心できるのではないかと思う。
つまり、せっせと検診するのは止めよう。
予防と早期治療が機能しているのは歯科だけであるように思う。
物理的に修復出来るからね。
あとは全部薬か手術だ。副作用と後遺症。

そのためには、いまのところおおかたの病気は至近要因のような証拠にできるような真の病因は見当たらないのだから、医療者も患者さんもまずは自分のこれまでの経験や知識や感覚を主体にして自分で考えたほうがよいように思う。
もちろん、危険が伴うような実験的な医療行為はいけないけれども。
ただ、権威が言うのだからというのでは、いけないと思います。


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エビデンス | コメント(1) | トラックバック(0) | 2013/03/18 00:00
コメント
No title
こんばんは、夕焼け院長様。

先週くらいから、右の肩~腰、お尻(仙ちょう関節)辺りが痛いので、整骨院で調節してもらいました、長時間のパソコン仕事で、筋肉が硬くなって、胸を張っても背骨が固まってる~って事でした、お腹も筋肉も硬くなってました。噛み合わせの治療も関係あると思われます、右上下4番が噛むとき、きしきしと音がするので、強くあたってるみたです。

「権威が言うのだからというのではいけない」=高齢者の人達は「先生に言われたから間違いない」とお薬をせっせと飲みますが、(特に高血圧の)それで治らない事に気がついてほしいです。

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