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入れ歯の当たりも姿勢が関係する

僕の町は、すごく高齢化している。
若い先生が開業してからは、患者さんは老人ばかり。
毎日、入れ歯ばかり入れている。
僕は昔から入れ歯が好きだったから、とても快適に診療している。

しかし、だんだん難症例の患者さんが溜まってくる。
毎年、2~3ヶ月にいっぺんくる患者さんなんかもいる。
総義歯ではそんな患者さんはいない。
ほとんど局部義歯のすれ違い咬合の患者さんだ。
いっそ抜いて総義歯にしたほうが患者さんのためだと思うが、勇気が無い。
オーバーデンチャーにして解消するとかインプラントを加えるとか方法はあるが、痛くて飛び込んできてとりあえずなんとかなったら患者さんも僕もホッとしてしまって、それからまた何かしようという気にならない。

吾輩は猫である を中学か高校の時に無理して読んだが全部忘れた。
一つだけ覚えているのが、望遠鏡のレンズを研磨する話。
くしゃみ先生だったかが、レンズの歪んでいる凸面を研磨して減らしたら、減り残ったところが凸になってしまって、そこを研磨するとまた他がとかいう話をしていた。
レンズを研磨するのは難しい。手作業の昔は大変だったのだろう。
すれ違い咬合の患者さんの咬合調整はまさにそれだ。

そのように、何年も掛けて完璧に合わせたはずの患者さんだが、2~3ヶ月にいっぺん入れ歯が当たって痛くて来院する。
左下の3部の顎堤が当たってくる。
そして、左上の3部も違和感を訴える。
そよっとわずかに調整して、なんとか収めて帰っていただく。

この前、ついに原因を突き止めた。
話の流れから想像するように、少し腰を曲げて頭を左に傾けてうつむいて歩く。
すると、歩くたびにそこの歯がぶつかるというわけだ。
ゲートボールが好きなようだ。

姿勢の話をしたら、とても納得してくれた。
おかげさまで、肩こりは全く無くなった。みんなに自慢している。
これから、ゲートボールの時に姿勢に気を付けます。と言って帰った。
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スウィング | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/05/18 00:00
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