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むし歯と力 うわの空の解析

歯ぎしりの力と、それを逃すことが出来ないインプラントの組み合わせによると思われるむし歯を、うわの空で考えている。


この、インプラントの土台の適合を確認した時のX線を見ると、右下5番の根は遠心からかなり歯根吸収している。
グラインディング型の歯ぎしりがどのような方向に歯ぎしりするのかよく解らないが、普通は左右に大きくゴリゴリやるように思う。
でも遠心から歯根吸収しているように見えるのは、後ろの歯が欠損して長い間遊離端の歯だったから後ろに歯冠が押し付けられる強い力が掛かることが多かったのかな~?

北村2009-1

北村2012下-1

3年後のむし歯になった写真は少し角度が付いて撮影してしまったが、コンタクトポイントは残っているように見える。
以前書いた、垂直に咬む子のコンタクトポイントのキツツキ現象の破壊とはちょっと違うようだ。
そのようなむし歯は、コンタクトポイントがスポット破壊している。
この写真ではコンタクトポイントでは無く、歯頸部から破壊が広範囲に進んでいるように見える。
歯ぎしりは水平にギリギリだからあまり衝撃は無くて、後ろのインプラントに強く押し付けられる圧力による歯冠に対する曲げ応力とその解放の繰り返しによる疲労によるものなのかな~?


あごろべえ先生がスウィング理論を発表したこの前の構造医学会で、

 う蝕の原因を再考する

という発表があった。
 
 北海道の 八戸 正巳 という先生。

物理学的に解析していて、エナメル質の脆性破壊に作用する構造欠陥とか、象牙質の延性破壊に作用するコラーゲンの熱破壊とかを解説してくれた。

また、応力集中と亀裂という現象の3つの分類を示していて、
 1、切り欠きによる応力集中 ・・・形状変化が原因
 2 接触による応力集中   ・・・二物体の接触が原因
 3 異種境界による応力集中 ・・・弾性係数の違いが原因

と、あった。

この先生に、聞いてみたいな~

あごろべえ先生もその時に、同じ力学的なむし歯の病因も発表したので、話が合いそうな先生ですね。と話していたが、懇親会でお話出来なかったのが残念だ。

切り欠き という言葉が耳慣れないので調べてみたら、 応力の集中で楔状欠損のようなわずかの切れ込みができると、ひずみの拘束という現象が起きて何倍も応力が集中するようになるようだ。
そして、応力集中で塑性変形するとその先にボイドという気泡のようなものが散らばって出来て、その間が崩れて脆性破壊が起きるという。
プラスチックの応力破壊の研究。
有限要素解析という手法で、とても解明が進んだという。
結晶構造があるとより弱くなるという。歯には結晶構造がある。
要するに、切り欠きが出来るとわりと一気に破壊が進むようだ。

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歯の問題 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/11/20 00:00
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