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入れ歯を外して寝る患者さん

テレビの洗浄剤のコマーシャルで洗脳されて、入れ歯を外して寝るから歯が痛くなって来院する。
なぜ、その歯が痛くなるかというと、そこにしか歯が無いから入れ歯を外すとそこしか咬まない。
そこでくいしばって寝てしまうと痛くなるのだろう。

誰でも寝ている間にくいしばったり、歯ぎしりしたりする。
静かに寝ていたとしても、たまにつばを飲んだりしても歯と歯を合わせる。
すると、その歯だけがつっかえ棒のようになる。
そのようなときに、歯だけしか診ていないようじゃダメだ。

 背中の肩甲骨の内側が痛いでしょう?

 どうして分かるんですか?
 いつも温泉に行っているんだけど・・・そこと、右腕の付け根がどうしても痛くて。

そのように、1点が当たっているときには必ずそのような症状が出る。
例えば、側切歯の交叉咬合。
前歯の一点が規制されるときには、同側の肩甲骨の内側に痛みがあって、患者さんはとても苦しんでいることが多い。
4番や7番のシザースバイト(鋏状のかみ合わせ)のときは、同側の頭痛や、首の横のこり。

肩や首の触診をするようになると、そのような歯列不正・不正咬合があるときにはすぐ、体の症状に見当がつくようになる。
また、さまざまな欠損によって起きる、入れ歯を外して寝たり合っていないときの症状も同様だ。
片側の臼歯だけしか咬んでいないような欠損歯列は、シザースバイトと同様の症状があるし、臼歯が全て欠損していて、前歯しか咬んでいないようなときには、入れ歯を外して寝ると起掛けの頭痛などが特徴的。

前歯につっかえ棒があるときは、後頭部や背中。臼歯にある時は、側頭部や首の横。
パターンがある。
てこの原理のようなイメージで想像すると、ほぼ外れない。

片側の臼歯だけ遊離端で欠損しているときは、肩こり、五十肩、肩甲骨の痛み、手の痺れ、腰痛など。
これらは少し違ったイメージ。体にひねりが入るとイメージしたらよいように思う。

いずれにしても、かなりつらい症状だけれど、患者さんがその関連に気が付いていることはほとんどない。


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入れ歯とのくらし | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/12/25 00:00
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