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扇風機

マホガニーのユニットにも、少し安っぽいトタンのユニットにも、上に扇風機が付いていた。
この扇風機は、いったい何のために付いているのだろう?

子どもの頃、歯医者が休みの時にイスに座って扇風機の風を浴びるのが楽しかった。
その頃、うちに家庭用扇風機は無かった。

昔の白黒映画を見ていると、夏のシーンには団扇と扇風機がいつも出てくる。
床屋さんに行ったら肩をマッサージしてくれるように、サービスだったのかな?
歯医者のためでもあるか?クーラーはまだ無かったから。

もう一つの、隠れ理由があるような気もする。
患者さんを座らせて治療すると頭の位置が高いから、治療の痛みに対する恐怖心によって心因性のショック、つまり脳貧血を起こすことがよく有った。
その時のためだけに、水平に近く倒せる機構がイスに備わっていた。
ショックで気を失った時に、胸元を開けて風を当てて介抱するためなのかもしれない。

モモ先生が見たのと同じで、足でペダルをきこきこやってイスの高さを調節する。
倒すときには、背中のレバーを外すとそのままストンと倒れる。

僕も、1年ほどそのような立位のユニットで診療したことがある。
何人か、ショックで倒れた。
たまには失禁する人もいたようだ。
そんな体験をした患者さんはトラウマになって、どんなに歯が痛くても我慢して歯医者に来なくなる。

患者さんを寝かせるユニットで診療するようになっても、10年ぐらいはごくたまにだけれど脳貧血や過呼吸になる患者さんが居たが、もう20年以上そんなことは一度も無い。
歯医者に、それほど強い恐怖心を持って来院する患者さんが居なくなったからだろう。
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昔の歯医者の思い出 | コメント(2) | トラックバック(1) | 2012/11/15 00:00
コメント
扇風機
そう言えば昔のユニットには小さな扇風機が付いていたねー。確かにあの風が来るのを心待ちにしていた記憶が蘇ります。当時皆貧乏で子供は虫歯が出来る程甘いものを食べさせて貰っていなかったと思う。だから歯医者に子供の患者は少なかった様な気がする。その点うちは少しだけ裕福だったので歯医者に通った記憶が有るのかもしれない。因みに僕は「ギブミーチョコレート」を叫んだ記憶があるのです。
No title
こんばんは、夕焼け院長様

小学生の頃、父がパチンコの景品チョコをいっぱいお土産に持って帰ってきて、それを喜んで食べてた私、夏休み前の学校での検診でC1~C3あり~夏休みは歯医者に通ってましたけど、その時は恐怖心いっぱいでどんなユニットだったか、覚えてないです~キーンと言う音と薬品の匂い、その時代は予約じゃなく待合室に人がいっぱいで、何時名前を呼ばれるかドキドキしてたのは覚えています。治療痛かったのも!
最近の私は、歯医者さんに行くのは健康診断に行く様な感覚で、恐怖心は無いですね、でも、違う恐怖があるなぁ~保険外の治療代です(-.-;)

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マホガニーのユニットにも、少し安っぽいトタンのユニットにも、上に扇風機が付いていた。この扇風機は、

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