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入れ歯の違和感 セクシーじゃない

入れ歯の違和感で最大のものは、心理的な違和感だろう。

入れ歯告知はがんの告知とは比べ物にならないけど、やはりショックだ。

フロイドによれば、歯が抜ける夢は去勢コンプレックスといって、性的能力喪失の恐怖。

入れ歯告知はセックスアピール喪失の恐怖。
入れ歯は、セックスアピールと反比例しているように見えるらしい。

むかし、僕の大学時代に上村一夫というマンガ家がいた。
妖しいエロティシズムを放つ浮世絵の美人画のようなマンガを描いていた。
総入れ歯を外したフニャフニャの口元を、奇妙にエロティックに妖しい魅力で書いたマンガがあって、30年以上前なのに鮮明に憶えている。

あれは例外中の例外。
やはり、フニャフニャの口元はセクシーじゃない。

単なる障害を回復する手段なんだけれど、義歯は義手や義足とは全く違う気持ちにさせる。
なんか、カツラに対する感情と似てないだろうか?
クラスプ(バネ)が見えない入れ歯が人気があるようだけど、生え際が自然に見えるカツラといったところかしら。
そう考えると切実な問題だ。
僕は、慣れているから感覚がマヒしているのかもしれない。

髪の毛も歯も共に抜けるという共通項がある。
しかも、年齢と比例している。
お岩さんが髪をすいていて、ごそっと抜ける場面は恐怖心を掻き立てる見せ場だ。
歯周病でぐらぐらなのに未練で残してある歯が、ある日ポトンと自然に抜け落ちた時などどんな気がするものかしら?
たまにそんな患者さんが来るが、やはり気の毒で聞けない。

どうも、歯とか口とかいうものは、他の臓器と違って特別な感情を起こさせる。
リビドーに結びついているというか?

審美歯科などというキャッチコピーみたいな怪しい表記があるけど、歯科は審美そのものだよね。
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入れ歯とのくらし | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/07/14 00:00
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