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不定愁訴か未病か 続き

歯は頭を支えている。
あごろべえ先生の大発見、あごのヤジロベエの発見は歯科ばかりではなく医学や人体構造解析の根幹にかかわる問題に違いない。
しかし、それを説明しようとすると医者も歯医者も説明を皆まで聞く前に、それはエビデンスが無いよと否定することが多い。
ここに大きな障害がある。だから、僕はエビデンスについてずいぶん書いてきた。
そして、この問題はだいたい分かったからもういいやと思った。

双方に思い違いがあるだけだと分かった。あごのヤジロベエには西洋医学的エビデンスは無い。その通りだった。
だが、この西洋医学的エビデンスを“根拠”であると医者も歯医者も考えてしまうところに問題があった。
単に西洋医学的方法論の証明法に現在のところは当てはまらないということだけだった。

そのように言うと、それは同じじゃないかと言われる。やはり根拠が無いということじゃないか。
それは違う。医者も歯医者もその方法論しか教わったことが無いから、極めて視野が狭くなっているだけだ。
医学に限らず全ての学問には枠組みというものがある。その枠組みが無ければでたらめなことが起きるから必要なものだ。
しかし、一旦ある枠組みが出来てしまうと、そこの分野を勉強する人は無意識のうちに自分の思考回路をその枠組みに収まるように規制してしまうようだ。
だから、アカデミックに研究した人ほど頭が固い。枠組みに収まるかどうかがすぐ分かるからだ。
だが、その時にはもう枠組みに染まってしまって、枠組み以外の存在が見えなくなっているのかもしれない。

不定愁訴と未病。この概念の違いこそがこの問題の核心なのではないだろうか。
あごろべえ先生の病因論はあらゆる科にまたがるものだが、一番関連が分かりやすい整形外科的症状に絞って考えてみる。
あごのヤジロベエが傾くと、頭の重心バランスが崩れる。そうすると人は倒れてしまうから、体をひねって立ち続ける。
それが体の歪みになり、肩こり・腰痛・膝痛などの愁訴となり、時間の要素が加わるとヘルニア・神経痛・関節炎などの整形外科的疾患に至る。
この症状があるが疾患が無い状態をどのようにとらえるかということだ。
これを、不定愁訴もしくは、“いわゆる腰痛症”ととらえる限り予防も治療も不可能だろう。
原因不明。分かりませんと同義語が、不定愁訴という言葉。
だから、整形外科では、その段階では、湿布薬か痛み止めしか出さない。椎間板が狭まっている画像があるなら牽引したりする。
体が歪んでいるというアプローチは無い。
それは、歪みから疾患形成に至る道筋が容易に想像はできるけれども、複雑すぎて決められた方法での証明は困難だからだ。個人差も大きい。
体の歪みが疾患を形成するという哲学・ビジョンもしくは信仰が必要だ。病因論を持っている必要がある。
現時点では整体がその哲学・ビジョンを持っている。未病の状態にあるという診断を下すことが出来る。
 
このことは、あらゆる西洋医学に当てはまる。
病理学的、生化学的、画像診断的枠組みの疾患が無ければ手が出せないのだから、予防は不可能だ。
患者としても医者・歯医者としても、このことはよく考えなくてはいけないのではないか。
疾病形成の哲学・ビジョンが無いのに、検査数値の血圧や血糖値やメタボの基準をどんどん厳しくしてきている。
今では、ある年齢になるとほとんどの人が半ば病人に分類されてしまう。
そして、必ず副作用のある薬を飲まなくてはいけないような気にさせられてしまう。
これは未病を治すのとは全く違う。数値合わせのために薬の副作用による未病が始まるのだから。
そんなことは、お医者さんも百も承知なはずだけれど、現実には患者さんが来て薬も出さずに帰すことは難しいはずだ。
歯医者も同じ。何もしないで帰すことが一番難しい。主訴を解決出来ないわけだから、患者さんの意に沿わないはずだ。
たぶんそれらの生活習慣病は西洋医学では上手く治らないからだと思う。
簡単に治るならば、ほって置いて病気になってからでいいはずだ。
生活習慣病はやはり因果応報なわけで、養生しか方法は無いのではないか?

歯科でも全ての治療が当てはまる。歯科疾患はほとんどが生活習慣病だからだ。
むし歯・歯周病・歯列不正・不正咬合など疾患自体が生活習慣に由来するだけではなく、それが身体の構造を歪める“構造的生活習慣病”となる。
それが、歯科医にも認識がないことが多い。
特に矯正治療には哲学・ビジョンが必要だと思う。
歯列不正・不正咬合が未病の状態に当たるという病因論を持たなければいけないはずだ。
それが無いなら、矯正治療の根拠があやふやになってしまう。審美性だけでは美容整形になってしまう。
くうにゃんの問題は、他人ごとではない。

その哲学・ビジョンを持った腕のいい矯正医は、多くの未病を治しているはずだ。

矯正治療は養生法の一つである。
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代替医療 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2012/01/22 00:00
コメント
No title
こんばんは、夕焼け院長様。
印象的なチラシでいった美容院の美容師の女性、なりたいヘァーのイメージを理解してくれるので、色々お話して仲良くなりました。美容業会も進化してるようです、側頭部の頭皮が硬いと肩凝りしてるのが解ると言ってました、頭皮も凝るみたいです、整骨院の先生も頭蓋骨も生活習慣でずれると言ってました、色々な症状や病気は全身と関わりますね、西洋医学と東洋医学が合体すれば、色々な症状が改善すると思いますが。
No title
薬漬けを裏付けるかの様な資料がありました。
全国保険団体連合会作成のもので、2008年の医療費の伸びを見てみますと、病院入院10.8%、外来-4.0%、計6.4%、診療所5.3%という中、調剤は67.3%‼2.19兆円の伸びだそうですv-412。ちなみに歯科は-1.6%v-406
現在35兆円の医療費の中で、20兆円が癌の利権がらみということも言われています。
国民を薬漬けにして、廃人にする気か!!

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