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舌は頭を支えている 6

開口筋の働きを書いてきた。
でも、実はあまり詳しくは知らない。
舌骨を挟んで、上下に筋肉があって筋肉によって舌骨を固定して動かなくするかしないかで働きが変わる。
とても難しい。下の方には甲状軟骨があって、そこでも筋肉が上下に分かれている。この辺になるとちんぷんかんぷん。

なんだ、お前。たいして分からないくせに適当なことを言ってたのか?
ごめんなさい。でも、僕は最近厚かましくなってきて、そんなこと気にしない。
僕があまり勉強していないところは他の歯医者だって勉強してないはずだ。そう思うことにしている。
大学でその機能解剖を詳しく教わった記憶もないし、歯科の書籍でもあまり目にしない。
それに比べて、閉口筋の機能解剖はよく教わったし書籍にもいつも登場する。
クローポールセン(昔の北欧の教授)の咀嚼筋の触診の中にも閉口筋に比べるとほんのちょっとしかない。

たぶん、ここが抜け落ちているのが歯科の問題なように感じる。
咬合器(口の動きをする歯を作るための機械)は頭が動かないで下あごだけが動くという作りになっているが、食べるときは頭も動く。
かみ合わせによる愁訴がひどい人に、よく肩甲骨や胸骨の辺りの痛みを訴える人が多いが、そこに開口筋が付着していることを考えると当然のことだ。
この体から上がってくる開口筋こそが咬合と全身とのキーなのだろう。直接体と頭と下あごを結んでいるのだから。
歯科で直接治療する場所ではないのでおろそかになっている。見ないようにしているといってもいいかな?

それに奇妙なのは、咀嚼筋の分類の中に舌が含まれていないことだ。
舌なしで咀嚼なんてできないし、そもそも舌はそのすべてが筋肉だというのに。
舌は開口筋の末端で、センサーでもあり司令塔でもあるのだろう。
だから、舌がこってひりひりしたり痛いのはよほどのことだ。
あちこち病院めぐりをするのも無理はないし、終いに精神科に落ち着いてしまう。


僕の舌は幸いにして、いつもスポットに付いている。
嚥下がよいから、歯並びも悪くないし歯周病とも無縁だ。きれいな咀嚼運動でよく咬める。愁訴も無い。
母が、おっぱいの出が悪くて、代わりにおっぱいを飲ませてくれたおばさんがいたそうだ。ありがとう。あなたのおかげだ。
まだ育児書もなく、親や周りの人に教わって離乳したこともよかった。
今の子供は大変だ。歯科は早くその対策を立てなくてはいけない。
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舌にまつわる問題 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/08/23 00:05
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