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舌は頭を支えている 2

咬み合せに由来する愁訴が強い患者さんは、ほとんど例外なく嚥下癖・低位舌の徴候を持っている。

①唾を飲み込むと唇の端がピクピクッと動く。
②舌のふちにフリルのようなガタガタの跡がある。
③ほっぺたの内側に白く盛り上がった横すじがある。
④歯を咬んで唾を飲んでみると飲みづらい。

これらの全部あるいは一部を持っている。
最初から、乳児嚥下を引きずっている人ばかりではなく、幼少期によくない癖が付いた人や、むし歯や歯の欠損などでかみ合わせが悪くなったために後でそうなる人もいるようだ。
交通事故の鞭打ちなどでもなることがあるように思う。確信は無いが。
鼻が悪くてそのようになるとも言われているけど、逆じゃないかな~



下顎と舌は舌骨(舌の付いている骨)の上下に付いているたくさんの筋肉でコントロールされている。
舌骨は人形劇の上のほうにある紐をつるす板のようなもので、他の骨と接することなく独立している。
したがって、自由に位置を変える。筋肉のバランスによって位置を保っているのだ。だから、きわめて偏位しやすい。
舌骨が下がった状態が二重あごだ。
だから、嚥下癖、低位舌の人は非常に多いし、たいがい愁訴を持っている。諸悪の根源といってもいいだろう。

なぜ嚥下癖、低位舌の人は具合が悪いのか?
それは、1日に600回も唾を嚥下するのは、顎位(あごの位置)を維持するという目的もあるんでしょう。
だから、嚥下癖で歯を咬まないで嚥下していると、つい顎位を確かめたくなって食いしばってしまうのじゃないかしら?
とにかく、嚥下癖・低位舌の患者さんは食いしばる。
本来、普段は上下の歯は咬んでいないものだ。
安静位空隙という2mmぐらいの隙間が上下の歯の間にあって、下顎は筋肉によって釣り下がっている。
嚥下癖・低位舌の人は、安静位が維持出来なくてその吊り下がった下顎による頭の制御が上手く出来ないから具合が悪いのだろう。


舌痛症という症状がある。舌がぴりぴり痛む症状だ。これも、舌骨の偏位によることがあるのではないか?
僕はこの症状の患者さんを7~8人治したことがあるが、全て下顎の偏位(あごズレ)によるものだった。
あのぴりぴりした痛みは舌がこっているから。
こりによる知覚異常なようだ。触ってみると、肩こりのように少し張ったように硬い。
その中に、交通事故の鞭打ちの後や転んで頭を打った後の人がいた。
頚椎のずれから、首からの筋肉によって舌骨がずれたためだと思われる。横ずれが舌痛を引き起こすような気がする。


舌の位置はとても大切だ。
だから、できるだけ早いうちにその異常を見つけて、直さなくてはいけない。
いろいろなアプローチがあるが、必ず必要なのはMFTというリハビリだろう。


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舌にまつわる問題 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/07/14 00:01
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