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すばらしくて、でも憂鬱なセミナー

僕は、いろいろな歯科のセミナーに行くのが好きで、これまでずいぶん受けている。
ほぼ月に2~3回のペースだ。まあ、わりと勉強しているほうだろう。

今はまっているのは、釧路で開業している小児歯科医 高田 泰先生の講習。
小児の咬合育成の講習会だ。2カ月前から月に一度土日通いだした。
私と1歳ぐらいしか違わない一開業医が、よくこんなこと見つけたな~とほとほと感心する。
一度も聞いたことが無い驚きの発見ばかり。全てがオリジナルのものなようだ。
来院した患者さんの模型や写真などの資料を全て倉庫に保管しておいて、何年後かに来院したときに比較して調べたそうだ。それは矯正専門医には普通だけれども、僕と同じ頃開業した小児歯科ならむし歯の洪水の真っ最中で野戦病院のような状態が普通だったはずで、量が全く違う。志の高さに感心しました。

すばらしい、見事な治療。
患者さんの口腔機能の問題を詳細に調べて、日常生活に潜む問題点を一つ一つ改善して、小児の歯列・咬合を育成していく。原因治療。これこそが根本治療、構造改革だ。感激した。
これまで受けたセミナーの中で最も感銘を受けたものの一つだ。歯科医は、一度は受けるべきセミナーだと思う。


でも、僕は次第に憂鬱になってきたのだ。
もはや、これほど細かく管理しなければ今の日本の子どもたちはまともな歯列・咬合にはならないのか?
そのような思いで、僕は落ち込んでしまった。

カンボジアでは、自由放任にしておいてすばらしい歯列・咬合になる。
だから、僕は哺乳、離乳食、食生活、睡眠態癖など、基本的なことをおさえれば何とかなるのじゃないか?
あとは、母親の過ぎた管理を緩めたらいい。そのように考えていた。
どうも、あまい考えだったのかもしれない。
たびたび書いたように、僕ら昔の子どもたちは幼少期に群れになって走り回って遊んでいた。発展途上国は何処もそうだ。
歴史的に見ても、今の先進国の少子化はきわめて特殊な、人類の歴史に無かったことなのかもしれない。
たとえ、母親が管理を緩めて放任したとしても、一人でゲームをしているだけになるのではないか。


このブログの本来の目的は ー歯は頭を支えているー このことを知らせるためだ。
つまり、

かみ合わせというものは、あかちゃんがはいはいし、歯が生えて立ち上がり、歩き出し、成長していくその姿勢を保存している場所だといってもよい。
体の姿勢に合わせてかみ合わせが出来てきて、その上下の歯によってその位置が保存される。
そうして出来たかみ合わせによって、姿勢が制御されている。双方向のものだ。
だから、幼少期の姿勢が大きく関与している。


その姿勢を作るには、子だもたちが群れになって駆け回るということがかなり必要だったのかもしれない。
走り回ったり、いろいろな風に体を動かす。そして叫びまわっていた。
そのようにして、姿勢と関連しながら鼻や呼吸器と、口が並行して発達したのだろう。
今の日本ではそんなことは無理だろう。

歯医者での、管理が必要。いや、お母さんの!
日常生活を改めなければいけないわけだから、お母さんのしっかりした管理が無ければ治るわけが無い。
また管理か!それはどうしても必要だろうけど、大変だな~
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子供のかみ合わせ | コメント(3) | トラックバック(0) | 2011/06/13 00:00
コメント
No title
高田先生のセミナーおもしろそうですね。東京か大阪とかではコースされていないのですか?さすがに月一北海道はキツイ!!e-452
だよね~
本来何もしなくても問題が出ないはずだったものは何かが変わったためなんでしょうね。子供が子供らしく居られなくなったからなんでしょう。僕の世代の人間は八重歯が可愛く見えて羨ましいと感じていました(めったに居なかった)。そういう子どもはお金持ちの子供でした。当時からその芽は有ったと言う事でしょうね。
No title
実は、私も友達の八重歯にあこがれて、舌で犬歯を一生懸命おして、八重歯を作ってしまった一人ですe-452今にして思えば、なんてことを!!しかも大学1年の時に大学病院で言われるがままにそれをMBにて治した。(治された?)
ほんと、無知って怖いe-350
う~ん、後悔先に立たずですが、小学校の時から歯が動く原理を薄々わかっていたと、思うことにしようe-351

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