神の子なのか、神のしもべなのか？
歯科講座のはずなのだけれど、フランスに住む友人に触発されて、彼に答える記事の継続もたまにはやりたい。
フランスで、１２人が殺されるテロがあった。
なんでこんなことが起こるかというと、彼らは神のしもべだからだ。
しもべと言うのは下僕だから、神のご機嫌をうかがう必要がある。
神の敵をやっつければ、報償として天国に行ける。
イエスの主の祈りは、天にまします我らの父よ から始まる。
神が父ならば、子がしもべなはずがない。
天理教では、親神様という。
これが、神に対するイエスの認識だったはずだ。僕はそう思いたい。
神が父ならば、自分の名誉のために我が子が他の悪い子を殺して死ぬことを「良くやった！よしよし」と思うだろうか？
９．１１のテロを日本の特攻隊と比較する向きもあるが、それは全く違う。
特攻隊は、神のためではなくて家族を中心とする共同体を守るためだった。
あの時点で、アメリカとアフガニスタンは戦争状態では無かった。
彼らは、自分が天国に行きたいがために同朋に災難をもたらした。間違いなく地獄に落ちるだろう。
聖書は、そもそも創世記のアダムとイブから倒錯していた。
親が、自分の子供に生まれながらの罪びとの烙印を押すだろうか？
イエスの活動は、旧約の作り変え運動だったと思う。
それを台無しにしたのが、パリサイ人のパウロだった。彼が、新約の大系を作ったのではないか？
ローマ法王の名前が、ヨハネ・パウロ何世と言うのだから、教会の大系は僕のあまり好きではない聖人の作ったものだ。
イエスだけが神の子だと言う。それは旧約の預言者の預言の成就だ。聖書の大系はそうだ。
それが、キリスト教の名を借りた悪行の元でもあるし、そこから派生したグローバリズム（価値の押し付け）の起源でもあると思う。
僕は天理教徒ではないが、一番日本を表している宗教が天理教だと思う。
天理教の神「天理王の尊」は、日本のありかたそのものを神として祀っている。
ただ惜しむらくは、ファッションがいまいちで、ちょっと教養ある雰囲気が欠けている。
それは、教祖が裕福な庄屋の奥さんだったけれど、漢字も書けない人？だったからなのかな～
日本的なへりくだる美徳を備えていたから、わざとそうしていたのかもしれないが？
そもそも、自分のことを普通のおばさんの体を神が借りているだけだという。
聖書の預言者やマホメッドの系列につながるような、彼女は日本で唯一の預言者だった。
日本には指折り数える教祖がいるけれど、天理教の教祖 中山みき こそが最大の偉人だったと思う。
イエスも同じようにみんな神の子だと言ったのだけれど、旧約の大系に戻ってしまってしもべになってしまったのが世界の不幸だったように思う。
新年会で稚内に行って来て本屋さんで、文芸春秋special「日本最強論」という本を買ってきた。
右翼だからではなくて、養老孟司の「日本人の壁」というのが読みたかった。
前の方からパラパラとめくっていたら、
治安 「子供の送り迎え不要」は世界の例外
というのがあって、なんと！最近は日本の治安が悪化してきていると思っていたのが全くの勘違いで、１９４６年から現在までの統計で、犯罪の数も殺人の数も現在が最低なのだそうだ。
戦後の混乱期が突出していて、それから一貫して低下してきている。
たぶん、統計の精度ばかりじゃなくて、犯罪の定義自体も厳しくなっているので、グラフの推移よりももっと改善してきているのではないか？
最近話題の、親の虐待による子供の死などは、昔は家庭内の事故死でかたずけられていたはずだと言う。納得できる。
殺人の数は、ピークの三分の一になっている。グラフを見たら一目瞭然だ。
この錯覚の原因は、マスコミの報道のセンセーショナリズムのせいだという。目からうろこが落ちた。
そして、この理由の分析が素晴らしかった。
日本の犯罪発生率が欧米に比べて格段に低いのは、犯罪者の更生に成功しているからだという。
少年の検挙率は成人の８倍で、世界標準なのだそうだ。
ところが、一度検挙された少年の９割が更生して、二度と検挙されていないという。
その理由は、厳罰主義を取らずあれこれ面倒を見てあげるからだという。
世界には、たぶんその計算から言って日本の７倍の犯罪者が社会をうろついている。
確かに、ヨーロッパでのスリやひったくりの数はそれ以上なように思う。レストランに行っても横柄だし。
性善説が治安を良くしていると言っている。
聖書の大系の誤りは、社会の形成においては明白だと思う。
別に、自分が罪深いと反省することは構わないが、他民族・他教徒もそうだと決めつけるのはどうなのか？
誰でも自分の方が他人より少しはましだと思う気持ちは捨てられないのだから、必ず他人の方が罪びとだと思うのが当たり前だ。
ちょっと悔い改めたから、それがなんだというんだ！
僕は、パウロにそう言ってやりたいな～
神と人間の密約は、やはり良くないと思う。
フランスで、１２人が殺されるテロがあった。
なんでこんなことが起こるかというと、彼らは神のしもべだからだ。
しもべと言うのは下僕だから、神のご機嫌をうかがう必要がある。
神の敵をやっつければ、報償として天国に行ける。
イエスの主の祈りは、天にまします我らの父よ から始まる。
神が父ならば、子がしもべなはずがない。
天理教では、親神様という。
これが、神に対するイエスの認識だったはずだ。僕はそう思いたい。
神が父ならば、自分の名誉のために我が子が他の悪い子を殺して死ぬことを「良くやった！よしよし」と思うだろうか？
９．１１のテロを日本の特攻隊と比較する向きもあるが、それは全く違う。
特攻隊は、神のためではなくて家族を中心とする共同体を守るためだった。
あの時点で、アメリカとアフガニスタンは戦争状態では無かった。
彼らは、自分が天国に行きたいがために同朋に災難をもたらした。間違いなく地獄に落ちるだろう。
聖書は、そもそも創世記のアダムとイブから倒錯していた。
親が、自分の子供に生まれながらの罪びとの烙印を押すだろうか？
イエスの活動は、旧約の作り変え運動だったと思う。
それを台無しにしたのが、パリサイ人のパウロだった。彼が、新約の大系を作ったのではないか？
ローマ法王の名前が、ヨハネ・パウロ何世と言うのだから、教会の大系は僕のあまり好きではない聖人の作ったものだ。
イエスだけが神の子だと言う。それは旧約の預言者の預言の成就だ。聖書の大系はそうだ。
それが、キリスト教の名を借りた悪行の元でもあるし、そこから派生したグローバリズム（価値の押し付け）の起源でもあると思う。
僕は天理教徒ではないが、一番日本を表している宗教が天理教だと思う。
天理教の神「天理王の尊」は、日本のありかたそのものを神として祀っている。
ただ惜しむらくは、ファッションがいまいちで、ちょっと教養ある雰囲気が欠けている。
それは、教祖が裕福な庄屋の奥さんだったけれど、漢字も書けない人？だったからなのかな～
日本的なへりくだる美徳を備えていたから、わざとそうしていたのかもしれないが？
そもそも、自分のことを普通のおばさんの体を神が借りているだけだという。
聖書の預言者やマホメッドの系列につながるような、彼女は日本で唯一の預言者だった。
日本には指折り数える教祖がいるけれど、天理教の教祖 中山みき こそが最大の偉人だったと思う。
イエスも同じようにみんな神の子だと言ったのだけれど、旧約の大系に戻ってしまってしもべになってしまったのが世界の不幸だったように思う。
新年会で稚内に行って来て本屋さんで、文芸春秋special「日本最強論」という本を買ってきた。
右翼だからではなくて、養老孟司の「日本人の壁」というのが読みたかった。
前の方からパラパラとめくっていたら、
治安 「子供の送り迎え不要」は世界の例外
というのがあって、なんと！最近は日本の治安が悪化してきていると思っていたのが全くの勘違いで、１９４６年から現在までの統計で、犯罪の数も殺人の数も現在が最低なのだそうだ。
戦後の混乱期が突出していて、それから一貫して低下してきている。
たぶん、統計の精度ばかりじゃなくて、犯罪の定義自体も厳しくなっているので、グラフの推移よりももっと改善してきているのではないか？
最近話題の、親の虐待による子供の死などは、昔は家庭内の事故死でかたずけられていたはずだと言う。納得できる。
殺人の数は、ピークの三分の一になっている。グラフを見たら一目瞭然だ。
この錯覚の原因は、マスコミの報道のセンセーショナリズムのせいだという。目からうろこが落ちた。
そして、この理由の分析が素晴らしかった。
日本の犯罪発生率が欧米に比べて格段に低いのは、犯罪者の更生に成功しているからだという。
少年の検挙率は成人の８倍で、世界標準なのだそうだ。
ところが、一度検挙された少年の９割が更生して、二度と検挙されていないという。
その理由は、厳罰主義を取らずあれこれ面倒を見てあげるからだという。
世界には、たぶんその計算から言って日本の７倍の犯罪者が社会をうろついている。
確かに、ヨーロッパでのスリやひったくりの数はそれ以上なように思う。レストランに行っても横柄だし。
性善説が治安を良くしていると言っている。
聖書の大系の誤りは、社会の形成においては明白だと思う。
別に、自分が罪深いと反省することは構わないが、他民族・他教徒もそうだと決めつけるのはどうなのか？
誰でも自分の方が他人より少しはましだと思う気持ちは捨てられないのだから、必ず他人の方が罪びとだと思うのが当たり前だ。
ちょっと悔い改めたから、それがなんだというんだ！
僕は、パウロにそう言ってやりたいな～
神と人間の密約は、やはり良くないと思う。
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