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爺放談 ベルリンの壁崩壊 慰安婦 心優しい若者  

歴史の同時代体験で衝撃を受けたのは2つ。
ベトナムからのアメリカ軍の敗走と、ベルリンの壁の崩壊だ。

なんか、ありえないことが起こった。
這う這うの体で、強大なアメリカ軍がベトナムから逃げ帰った。
特に壁の崩壊は、ゴルバチョフがちょっと共産主義の過ちを認めて反省してみただけで起きてしまった。
全く同じように朝日新聞の書記長が過ちを認めたので、壁は崩壊してしまった。
ゴルバチョフは優しそうな人なので、たぶん軍で制圧するようなことはしないだろうとみんな思った。
新聞で叩かれると選挙に落ちるし、会社がつぶされるかもしれないから泣く泣く黙っていたが、ペンの暴力が効きそうもなくなると壁は崩れた。
大多数がおかしいと思っていたけれど、暴力で押さえつけられていただけだった。
壁が崩壊して存在意義が怪しくなって、ずるずると左翼は後退と変質を余儀なくされたがペンの暴力で生き残ってきた。
本来は、社会党が消滅したときに、マスコミを支配していた左翼メディアは大幅に退潮するべきだった。
それがなされなかったのは、今の中国共産党のような暴力による無理やり支配を行っていただけだった。
それが、ついにとどめをさされたというところでしょう。

左翼には、とても素晴らしい役割があった。
資本家と対峙して、革命をちらつかせながら、労働者の権利をストライキなどの実力行使によって獲得してきた。
それが、壁の崩壊とソ連の共産主義の放棄によって後ろ盾を失ってしまった。
すると、同時に労働者の権利も怪しくなって、需給バランスになった。
いつの間にかストライキを見ることが無くなったし、搾取するブラック企業がたくさん出てきた。。

しかし、状況が変化しても、誰もがそう簡単に悔い改めることなどできない。
左翼は、唯一残っていた軍国主義批判とインターナショナルにつながる世界市民に縋り付いて何とか正気を保っていた状態だった?
元々、共産主義は革命思想だから、プロパガンダに手段を選ばない。
だから、朝日新聞は良心の仮借なくいくらでもねつ造してきた。
他にやることが無くなったので、ありもしない軍国主義批判にいっそう熱が入ってしまったわけだ。
これが、慰安婦捏造に力が入ってしまった原因?
誤算は、韓国の女が大量に性奴隷にされたなどという男の恥を忍んで、あれほど一生懸命にやるとは考えなかったのだろうと思う。
韓国は韓国で、北朝鮮を平定して統一できる力と状況が出現してきたのに、貧乏人を引き受けて貧乏になるのがいやでやりたくないものだから、他に転嫁しているだけとしか思えないけれど。

これは、日教組も同じことで、唯一残ったものに縋り付いた。
かくして、反戦平和と弱者に対する思いやりに特化した教育となった。
階級闘争が消滅して、平和と思いやり教育を20年以上続けた結果、羊のように優しく従順な生徒が出来たのでしょう。

中韓が日本を悪しざまにののしるので、最近は日本人の倫理性ときちんと行列に並ぶような行儀よさ、礼儀正しさを礼賛する主張が多い。
右寄りの論者が日本が誇る伝統だと主張するが、最近その行儀よく・礼儀正しい傾向に磨きがかかったのは、ベルリンの壁が崩壊してよりどころを失った左翼が縋り付いた教育によるところが大きいと思う。
昔は、近距離なら乗車拒否するタクシーの運転手とか、国鉄の切符を切るとんでもない不快な態度の駅員などがたくさんいた。
現在一番大きな産業はサービス産業なのだから、適切な教育ではないか?
素晴らしい教育だ。これでいいのじゃないか?えらいぞ日教組?

でも、女の子はとても生き生きして輝いているけど、男の子は覇気がなくて引きこもっているんじゃない?
安倍さんの「女性が輝く日本」で、女の子に頑張ってもらうしかないな~
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あれやこれや | コメント(1) | トラックバック(0) | 2014/09/27 00:00
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