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DS装置

年が明けて、肩こりの治療を始めることになった。
舌が別の原因で痛かったならそれは治らないが、肩こりは治るから。というスタイル。

まず、顎位診断する。
この患者さんは、「右後ろ下がりの右前顎位」
あごが右後ろに傾いて、体の右前に位置しているということ。
だから、それを補正する位置でかみ合わせを取り、DS装置というマウスピースを入れて顎位を是正する。
この患者さんの問題は、上の前歯だ。
上の前歯全体が連結したブリッジが入っているが、それが下の前歯を抱え込むように狭い。
特に側切歯と犬歯が遠心回転した形態で、下の側切歯犬歯を羽交い絞めにしている。
入れ歯を入れてもさっぱり肩こりが治らない患者さんは、たいがいこのパターンだ。
舌の真ん中が棒を通したように痛くなるのともなんとなく符合する。
両側から押しこめられて、真ん中にしわ寄せが来た。そんな感じだ。
このような患者さんは、歯の規制が強すぎるからDS装置を入れても入れているときだけ肩こりが治るが、外すとすぐこる。
当然、舌の痛みもさっぱり治らない。
来るたびに口内炎の薬を請求する。
まあ、そうでしょう。最初から治ったらめっけものという感じだったから。

そうこうして、3か月半が経って、まず肩の触診をしてみるとこっていない。
舌も先の方の痛みだけになったと言う。
このように規制が強い歯列でも、いつも歯を噛みしめているわけではなくて、安静位空隙という上下の歯の隙間を保って人は暮らしているので、3~4か月経つと、顎位は是正される。
だから、痛みが取れてきた。

診断的中。
さて、あと残った舌の先の痛みをどう治すかだ。


Hazelさんありがとう。

治ってよかったですね。
患者さんの証言が一番です。
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舌にまつわる問題 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/07/11 00:00
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