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新しい本の装丁

今日、僕のところにも新刊書が届いた。
どっしりとして、でも、すっきりと品がよくて、とても素敵だ。
フィードのカタログより厚くて重い。ちょっと、例えが変だけど歯医者には分かりやすいかな?
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なぞめいた表紙の図案の説明をしよう。
バドミントンのシャトルは、重力の働きを表している。
アメリカの民間宇宙船の姿勢制御は、この原理を応用したそうだ。
頭を鉛直に定める機構を表したものだ。
赤い一本線が体の弦振動。つまり、直立動態。
左右に振動している動きの一瞬をとらえたところを表している。
もしくは、そのシステムに内在する副作用としての、体の歪み。
線の少し右側にシャトルのあご相当部が位置しているのは、発生学的な下顎の右側偏位傾向を表しているのだそうだ。
下は地球。

裏表紙は、なまめかしいからし色の大地に世界遺産富士山を配してある。
日本発の新しい 直立医学 を打ち立てたことを表している。

だから、色合いは和の配色。
表紙の配色も、どことなく和風でしょ。
もう一つ意識しているのは、構造医学の3部作。構造医学の原理、構造医学の臨床、構造医学解析1。
これらは、真っ黒の表紙だ。たぶん、重力を基準にした医学なのだから、重さを黒で表現していると思う。
あごという、吊り下がった空中にあるスウィングする構造のふるまいを、対照的に軽い白を基調にして表した。
構造医学の書籍としてのポジションを表している。
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スウィング | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/06/28 16:48
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