歯 の 長 寿 命 化 の た め の 力 学 的 研 究

材料力学に有限要素法という解析法が有って、力による破壊の進行をシミュレーションできるようになったらしい。
それじゃ、歯だって研究があるんじゃないか?と思って検索したら、やはりあった。

歯 の 長 寿 命 化 の た め の 力 学 的 研 究
― 齲蝕と応力の相関に関する検証 ―
 
 東 町 高 雄  菅 健 一  濟 木 弘 行  篠 原 寿 人


菅 健一という人だけが歯医者。熊本の開業医のようだ。
「繊維筋痛症を克服しました」 というくうにゃんのような患者さんのブログに紹介されている。
ブログを見ると相当な名医のようだけれど、代替医療をふんだんに取り入れた独自な治療法なようだ。
残念ながら、参考にしようとしても無理なようだね。
そのほかの人は、みな工学の研究者。熊本の電応研と熊本大学の共同研究みたいだ。
熊本のテクノポリス財団の研究所のレポートに載っている。

電応研テクニカルレポートVol.9(2000年)とVol.12(2002年)

ずいぶん前の研究だ。
あまり知られていないように思うけど、なぜだろう?
通説を塗り替える画期的な研究のように思えるけど、証明に何か足りないものでもあるのだろうか?


下顎の45を両側から横に圧力を掛けて、有限要素法で解析すると、コンタクトポイントの接触部表面から僅かに内部に入った部位に応力集中が見られるという。
だから、コンタクトのむし歯はすぽっと丸く穴が開いている。
象牙質が、その力による熱破壊か脆性破壊で先にやられて支持が無くなったからだろう。
あごろべえ先生が言うとおりの解析結果だ。
また、歯頚部にも応力が集中している。
想像したグラインディングの歯ぎしりの力の方向と同じだった。
やはり、あのむし歯は力によるものだったということになるようだ。

また、歯槽骨のモデルでは、垂直加重を加えると、骨隆起相当部に骨添加の原因となる応力集中と、歯周病好発部位に骨欠損の原因となる負の静水圧応力が生じたという解析結果も図示されていた。
静水圧というのは僕にはちんぷんかんぷんだ。

静水圧平衡(せいすいあつへいこう、hydrostatic equilibrium)とは、主に流体において重力による収縮と圧力勾配による膨張とが釣り合った状態を指す。静水圧とは、静止した水の中に働く力のことです。これは、水の重さによって生じる圧力で、水理学ではゲージ圧力(gage pressure)というもので考えます。

ネットで調べたら、そう書いてある。そのほかはすごい数式ばかりでギブアップ。
よく解らないがそれが負となるなら健康的では無いようだ。

これらの応力は通常の咀嚼時の加重では、問題がない値だったという。
やはり、歯ぎしり食いしばりの力が主に作用しているのではないかという結論。

あごろべえ先生が、もう1つのとんでもない力を見つけた。
それについては、追々に。
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歯の問題 | コメント(1) | トラックバック(1) | 2012/11/29 00:00
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