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階段

僕は、怪談が好きだが、今回は階段の話。

構造医学の吉田勧持先生が言うには、大昔の歯医者は2階にあるのが多かったという。
1階は、接骨院が入っていることが多かったようだ。
そうだろうね。骨折していたら2階はまずい。歯医者はピンピンしている人が来るから。
接骨院と歯医者はセットだったという。
たぶん、国民皆保険の前の話だろう。その頃までは、ある程度ゆとりがある人だけが歯医者に来たようだ。
街中のテナントの開業形態の話。天塩は田舎だから関係ないけど。


僕は、母が歯医者で父が技工士。
子どもの頃、うちの診療室は二階に有った。
玄関は1階の自宅と共用で、居間のすぐそばに二階へ上がる階段が有った。
靴を脱いで、自宅の二階に上がる感じだった。
待合室は畳の上にレザー張りだった。昭和25年~35年ぐらいのころ。

うちの歯医者の階段は、とても急だった。
患者さんがよく踏み外して、階段の中段ぐらいから落っこちた。
毎週誰か落ちたような記憶があるが、まさかね。
それほど、落ちる患者さんが多かった。

どどど・・・と派手な音。
あ、落ちた!と、僕は居間から玄関を覗くが、患者さんがそこに倒れているのを見たことが無い。
かっこ悪いから、見られないようにさっと逃げちゃう。
道で転んだりすると、つい周りを見回すようなもんなんでしょう。

今なら、なんか苦情を言われるかもしれないけど、昔はどこもそんなもんだったから、問題になったことは無いみたいだ。

僕が中学生のときに歯医者を建て直して、その待合室は僕の勉強部屋になった。
建て直した歯医者は、1階になった。
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昔の歯医者の思い出 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/10/25 01:50
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