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腰の曲がったお年寄りが少なくなった。

入れ歯とのくらし 付録 総入れ歯編 


高齢化社会。街はお年寄りばかり。
でも、どうですか?腰の曲がったお年寄りをあまり見ないと思いませんか?

まんが日本昔話では、おじいさん、おばあさんはみんな腰が曲がっている。
腰の曲がりは年寄りの象徴。
僕が子供のころは、ほんとにそうだった。
でも、最近はそうでない年寄りのほうがずーと多い。曲がっていても少し。前かがみ程度。
なぜかわかりますか?

総入れ歯の人がすごく減ったからです。

歯科医師会で推進している8020運動をご存知ですか?
80歳で歯が20本残っているようにしようという、歯科健康目標です。
平成元年に運動が始まったとき、8020達成者は、6,3%でした。
平成20年では、22,9%にまでなりました。
着々と目標に近づいています。
私は今年60歳ですが、今60代の人たちでは半数が、50代では4人に3人が8020を達成できるだろうと云われています。

僕が子供の頃、50年前はもっと歯が無くて、総入れ歯が多かった。
昔の入れ歯は今と違って小さかったから、あごが減っても少しずつずれていって、食べるにはさほど不自由なく使っていられた。
だから、10年も20年もそのまま同じ入れ歯を入れて、かみ合わせが低くなってクシャッとした顔のお年寄りが多かった。
そのせいで、腰が曲がった人が多かったのです。

どうして、そんなことが言えるかって?
下あごの骨は、歯が無くなると萎縮していって、平均すると年に0,5mm高さが減るのです。
廃用性萎縮という現象で、萎縮するのを止めることは出来ない。
だから、総入れ歯をそのまま長く使い続けると、5mmどころか1cmも2cmも咬みあわせが低くなる。
頭の位置を定める下あごの位置がずれるので、頭もずれる。
その結果、体の重心が不良になって、転ばないように前かがみになる。
そして、骨粗鬆症と相まって背骨の前のほうが圧迫骨折していって、腰が曲がるというわけです。

長い間の、姿勢の問題なのです。齢のせいでそうなるのではなく、頭を定める下あごのズレによることが多いのです。
腰が曲がったお年寄りがいたらたずねてみてください。
ほとんど、総入れ歯のはずです。若い時からの。
そして、咬みあわせが低く、クシャッとした感じの顔をしているはずです。

僕は歳を取っても入れ歯になることなどありえないし、かみ合わせもよい方。
だから、僕は腰が曲がることは無い。それには自信がある。

歯が無いということは、とても危険。
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入れ歯とのくらし | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/12/04 00:02
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